水玉のワンピース星型イヤリングを追いかけてのぼれなかった階段反転したフォルム雨で濡れるまえに叶えられなかったあのホテルルームへ
形のちがい色のちがい交わりあうことのないとどかない世界手をのばして進んでまた引き返して
花や石ころ水たまりゆらめく影方向を見失って迷いこんだ部外者のように入るたびによそよそしくそこを歩く