朝の短い時間
(六時から七時くらい)
瑞々しい光が注いでいる
僕はまだ不自然な
まったりとした眠りの中にいる
一日が追いかけてきても
泰然としている
朝の台所に呼ばれた日
光は陽気に僕を包んだ
粒状のリボンが
台所いっぱいに舞踏した
思ってもみない出会いに
僕はふたたび
暗がりの眠りにもぐった
母は毎日
台所の光と仲が良かった
覗くと何かを頬ばっていた
受け入れるべきものを
すべて受け入れていた
それを見て
僕はまた布団に包まった
朝の短い時間
(六時から七時くらい)
瑞々しい光が注いでいる
僕はまだ不自然な
まったりとした眠りの中にいる
一日が追いかけてきても
泰然としている
朝の台所に呼ばれた日
光は陽気に僕を包んだ
粒状のリボンが
台所いっぱいに舞踏した
思ってもみない出会いに
僕はふたたび
暗がりの眠りにもぐった
母は毎日
台所の光と仲が良かった
覗くと何かを頬ばっていた
受け入れるべきものを
すべて受け入れていた
それを見て
僕はまた布団に包まった