今日は、18時30分から瀬谷区医療・福祉セミナーでした。
去年の秋ごろからぼちぼち準備を始め、暮れからお尻に火がついて、毎週集まって今日の開催に至りました。
当初80名の参加者を予定していましたが、当日参加も多く、あわてて追加準備をするような状態でした。うれしい悲鳴??
今年の事例発表は、らふぁ訪問看護ステーションからです。
在宅IVHをしている2つの事例から、グループ検討をしてもらいました。
一つは、在宅ターミナルでありながら、サービスの利用を最低限度として制限された中での支援を行った事例で、もう一つは、同じく在宅ターミナルでありながら、介護量の多さに比して、介護力が低いケースです。
事例紹介の後、座席周辺で5~6名のグループを作ってもらいました。
なるべく多職種が入るようにして、地域の情報交換や顔合わせもかねてのグループ討議です。
どちらかひとつ事例を選び、活発な討議がされていました。
そして、その中からいくつかのグループに発表していただき、その後実際の結果報告とまとめを発表するという形をとりました。
まとめとして、入院中から地域のサポートチームとの連携が重要であり、退院後も病院へのフィードバックが必要であると言う事、そして、早期から家族のアセスメントが必要であると言う事、またご家族、本人、多職種での定期的なカンファレンスで、同じ方向性をもって支援する必要があると言う事があげられました。
参加者の中には、がんセンターの連携室の方もいて、他区のケアマネやステーション看護師も参加するなど、この地域ではかなり周知されてきたな、と実感しました。
その後、メディコン株式会社の製品担当者より、「CVポートの構造と安全使用」と言う内容でのプレゼンテーションがあり、医療者ではないケアマネさんやヘルパーさんにも、わかりやすく説明していただきました。
特に使用時の観察のポイントや、よくあるトラブルなどもPPで解説され、みんな真剣に聞き入っていました。
私も知らなかったのですが、まれにあるトラブルで、カテーテルピンチオフと言うものがあるそうです。
これは、鎖骨下静脈を穿刺する際の穿刺角度の問題で、鎖骨と第一肋間の間にカテが挟まれて起こるトラブルです。
ちょうど鎖骨と第一肋間の間を通る静脈の下方向からの穿刺により、腕を動かすたびにカテがはさまれ、腕を下げると滴下不良になり、腕を挙げると滴下が回復するという症状が出ます。
これを繰り返えしていると、やがてカテーテルが血管内で断裂るすることもあるという危険なトラブルです。
西部病院では、穿刺位置がかなり離れているのでこのトラブルは心配ないものの、遠方の病院でいれてきて、ピンチオフになっていたと言う事もあるそうなので、滴下不良も十分観察が必要ですね。
その他のトラブルとしては、同一部位への針さしによる穿孔。
これなんかは、訪問看護が入っていれば、絶対に起こらないと思のですが・・。
「痛そ~」な写真でしたわ・・。
また、皮下でポートの固定がされていないと反転する事もあるとか・・。
ちゃんと縫っといてください!と言う話ですね・・。
ちなみに、最近は生食でのフラッシュが主流になってきましたが、逆流防止弁のないタイプでは、へリン生食でのフラッシュが必要なので、退院時にはその辺もよく確認する必要がありますね。
ということで、地域のなかでのイベントとしては、かなり盛り上がりました。
終了後には、関係者やいつもの連携先のケアマネさんと懇親会が行われ、司会をさせていただきました。
が、終始みんな食べるは、喋るはで、名刺の交換とかでも盛り上がっていたので、そのまま終わるまで仕切ることもなく終了しました。
次は、3月11日の、うちのステーションと医師会の主催の勉強会です。
一つ一つ消去していく感じですね・・
去年の秋ごろからぼちぼち準備を始め、暮れからお尻に火がついて、毎週集まって今日の開催に至りました。
当初80名の参加者を予定していましたが、当日参加も多く、あわてて追加準備をするような状態でした。うれしい悲鳴??
今年の事例発表は、らふぁ訪問看護ステーションからです。
在宅IVHをしている2つの事例から、グループ検討をしてもらいました。
一つは、在宅ターミナルでありながら、サービスの利用を最低限度として制限された中での支援を行った事例で、もう一つは、同じく在宅ターミナルでありながら、介護量の多さに比して、介護力が低いケースです。
事例紹介の後、座席周辺で5~6名のグループを作ってもらいました。
なるべく多職種が入るようにして、地域の情報交換や顔合わせもかねてのグループ討議です。
どちらかひとつ事例を選び、活発な討議がされていました。
そして、その中からいくつかのグループに発表していただき、その後実際の結果報告とまとめを発表するという形をとりました。
まとめとして、入院中から地域のサポートチームとの連携が重要であり、退院後も病院へのフィードバックが必要であると言う事、そして、早期から家族のアセスメントが必要であると言う事、またご家族、本人、多職種での定期的なカンファレンスで、同じ方向性をもって支援する必要があると言う事があげられました。
参加者の中には、がんセンターの連携室の方もいて、他区のケアマネやステーション看護師も参加するなど、この地域ではかなり周知されてきたな、と実感しました。
その後、メディコン株式会社の製品担当者より、「CVポートの構造と安全使用」と言う内容でのプレゼンテーションがあり、医療者ではないケアマネさんやヘルパーさんにも、わかりやすく説明していただきました。
特に使用時の観察のポイントや、よくあるトラブルなどもPPで解説され、みんな真剣に聞き入っていました。
私も知らなかったのですが、まれにあるトラブルで、カテーテルピンチオフと言うものがあるそうです。
これは、鎖骨下静脈を穿刺する際の穿刺角度の問題で、鎖骨と第一肋間の間にカテが挟まれて起こるトラブルです。
ちょうど鎖骨と第一肋間の間を通る静脈の下方向からの穿刺により、腕を動かすたびにカテがはさまれ、腕を下げると滴下不良になり、腕を挙げると滴下が回復するという症状が出ます。
これを繰り返えしていると、やがてカテーテルが血管内で断裂るすることもあるという危険なトラブルです。
西部病院では、穿刺位置がかなり離れているのでこのトラブルは心配ないものの、遠方の病院でいれてきて、ピンチオフになっていたと言う事もあるそうなので、滴下不良も十分観察が必要ですね。
その他のトラブルとしては、同一部位への針さしによる穿孔。
これなんかは、訪問看護が入っていれば、絶対に起こらないと思のですが・・。
「痛そ~」な写真でしたわ・・。
また、皮下でポートの固定がされていないと反転する事もあるとか・・。
ちゃんと縫っといてください!と言う話ですね・・。
ちなみに、最近は生食でのフラッシュが主流になってきましたが、逆流防止弁のないタイプでは、へリン生食でのフラッシュが必要なので、退院時にはその辺もよく確認する必要がありますね。
ということで、地域のなかでのイベントとしては、かなり盛り上がりました。
終了後には、関係者やいつもの連携先のケアマネさんと懇親会が行われ、司会をさせていただきました。
が、終始みんな食べるは、喋るはで、名刺の交換とかでも盛り上がっていたので、そのまま終わるまで仕切ることもなく終了しました。
次は、3月11日の、うちのステーションと医師会の主催の勉強会です。
一つ一つ消去していく感じですね・・