いやはや、誰が何と言っても「嫌だ!」と言ったら「嫌!!」な人って、結構多いものです。
ずっと家長として君臨してきた方とか、放浪生活の自由人にそういうタイプは多いように思えます。
共通して言えることは、我慢をしない主義って言う事でしょうか・・。
とにかく動きたくないMさんは、食べ物も好きなものしか食べません。
栄養とかは関係ないので、ほぼキャラメルと栄養補助剤1缶、あとは刺身少々程度でしょうか。
お口の中も、常にキャラメルでべとべとです。
寝たきり宣言をしているので、体に触ると激怒します。
なので、ご家族で彼の体に触れる人はいません。
罵声の中で、看護師や訪問入浴のスタッフが、あれこれ言いながら半ば強引に保清と更衣、褥瘡の処置をします。
拘縮が始まった関節は、少し動かすだけで激痛が走ります。
「痛い!痛い!痛い!触るな!!帰れ!」と騒ぐご本人。
は~・・。
でも、おかげで仙骨部の褥瘡はどんどんと悪化してしまいました。
最初は表皮剥離程度だったものが、1週間で黒色痂疲が出来るまでに悪化。
私たちが入っていて、こんなことになるなんて・・。
ご家族が出来ない以上、私たちで対応するため特別指示書を出してもらいました。
真皮を超える褥瘡の場合、きちんとした評価(うちではDESIGN分類)のうえ、2週間の特別指示書を月2回出してもらう事が出来ます。
つまり、ほぼ1か月介護保険から医療保険に切り替わると言う事になります。
これが治るまで続くので、訪問看護はほとんど医療保険になるわけです。
黒色壊死組織がある以上、デブリトメントが必要なので、来週明けには再び皮膚科の往診をお願いすることとなります。
経済的に豊かなお宅の場合、ご家族のご理解が得られれば、ある程度手厚いケアが出来るのは、とてもありがたいことです。
でも・・
こんなに本人が寝たきりでいい!!死んでもいい!!床ずれできてもいい!!
って言っているのに、無理に治す意味があるのだろうか・・なんてことさえ考えてしまいます。
うーん。
寝たきりは、本人の意思を尊重したとしても、褥瘡は日々悪化しますし、壊死が進めば感染も起こすし、場合によっては敗血症にもなります。
悪臭もするし、血膿で寝具も汚染します。
第一痛いし、そのうち熱も出るし、決して穏やかな在宅療養なんて話にはなりません・・。
これは、お互い歩み寄りですね。
寝たきりは譲歩、褥瘡はとりあえず治す。
ってことで、どうでしょうか。
出来れば、拘縮の進んでいる下肢のROMxsをして、かたくなって開かなくなってきた股関節と膝の関節を緩めたい・・。でも、これはもう無理ですね。
あまりの興奮と激怒で、だれもがあきらめてしまいます。
こういうこと、よくあります。
ご自宅であること、生活の中での療養であることは、ご本人の選ぶ生活スタイルで過ごすと言う事です。
説明、説得なんてものは、この年齢まで君臨されてきたきた方には、まったく効果はありません。
なんとか、褥瘡だけは治したいと思う看護師たちと、絶対上むきで寝たきりになりたいおじいさんとの攻防は、これからも続くのでしょうね。
同じように、我が道をゆくBさんは、天涯孤独の自由人。
やはり彼は、我慢が大嫌いです。
そして、歩きたいといったら歩きたいのです。
横浜リハビリテーションセンターに依頼してのリハビリ評価でも、「歩ける。俺は立てないだけで歩けるんだ!そして、歩けばこの麻痺した片手も治るんだ!」と断言していてそうです。
歩けるようになるために、リハビリをしましょう。という言葉に激怒。
「俺は、そんなことはしない!そんなことはしなくても、立たせてくれれば歩ける~!!」
・・・。
なんだか、いいなぁ。こんなに好き勝手言って、そのわりに憎めないって言うか、その奔放さが結構みんなに人気があったりするんですよ。
私も、実は結構好きです。Bさん。
すごく矛盾しているのに、全然気にせず思ったことをぶつけられる彼は、とっても羨ましかったりして。
でも、彼は嬉かっり世話になったと思ったら、「ありがとう。」と言って笑ってくれたりもするのですよ。
とにかく地道に、歩くためにはリハビリがいるのだと言う事を、言い続けるしかないようです。
そんな困った話で今日は一日終わりましたが、そのあとは瀬谷区在宅高齢者サポートネットワークがありました。
瀬谷区は、みんな結構頑張っているなぁ~と思います。
後手後手になることもあるけれど、それでも少しづつこの地域を良くしようという気運があるというか・・。
これが、これからもずっと続くといいし、実を結んでいくといいなと思いました。
在サポのホームページも作る方向だし、そのホームページを使って、地域の多職種連携やインフォーマルなサービスなどが、うまくリンク出来たら最高ですね。
色々ハードルは高いかもしれないけれど、ぜひ実現させてほしいです。
そして、もう一つ。
今日、区役所に行く前、ちょこっとのぞいたペットショップ。
見つけました。探していたワンコ。
生後2か月のフレンチブルドック。
もう、アイフルのCM状態です。
この子は、うちの子になってもらいます!
結局、私が癒してもらうんだろうな~。楽しみです~。
ずっと家長として君臨してきた方とか、放浪生活の自由人にそういうタイプは多いように思えます。
共通して言えることは、我慢をしない主義って言う事でしょうか・・。
とにかく動きたくないMさんは、食べ物も好きなものしか食べません。
栄養とかは関係ないので、ほぼキャラメルと栄養補助剤1缶、あとは刺身少々程度でしょうか。
お口の中も、常にキャラメルでべとべとです。
寝たきり宣言をしているので、体に触ると激怒します。
なので、ご家族で彼の体に触れる人はいません。
罵声の中で、看護師や訪問入浴のスタッフが、あれこれ言いながら半ば強引に保清と更衣、褥瘡の処置をします。
拘縮が始まった関節は、少し動かすだけで激痛が走ります。
「痛い!痛い!痛い!触るな!!帰れ!」と騒ぐご本人。
は~・・。
でも、おかげで仙骨部の褥瘡はどんどんと悪化してしまいました。
最初は表皮剥離程度だったものが、1週間で黒色痂疲が出来るまでに悪化。
私たちが入っていて、こんなことになるなんて・・。
ご家族が出来ない以上、私たちで対応するため特別指示書を出してもらいました。
真皮を超える褥瘡の場合、きちんとした評価(うちではDESIGN分類)のうえ、2週間の特別指示書を月2回出してもらう事が出来ます。
つまり、ほぼ1か月介護保険から医療保険に切り替わると言う事になります。
これが治るまで続くので、訪問看護はほとんど医療保険になるわけです。
黒色壊死組織がある以上、デブリトメントが必要なので、来週明けには再び皮膚科の往診をお願いすることとなります。
経済的に豊かなお宅の場合、ご家族のご理解が得られれば、ある程度手厚いケアが出来るのは、とてもありがたいことです。
でも・・
こんなに本人が寝たきりでいい!!死んでもいい!!床ずれできてもいい!!
って言っているのに、無理に治す意味があるのだろうか・・なんてことさえ考えてしまいます。
うーん。
寝たきりは、本人の意思を尊重したとしても、褥瘡は日々悪化しますし、壊死が進めば感染も起こすし、場合によっては敗血症にもなります。
悪臭もするし、血膿で寝具も汚染します。
第一痛いし、そのうち熱も出るし、決して穏やかな在宅療養なんて話にはなりません・・。
これは、お互い歩み寄りですね。
寝たきりは譲歩、褥瘡はとりあえず治す。
ってことで、どうでしょうか。
出来れば、拘縮の進んでいる下肢のROMxsをして、かたくなって開かなくなってきた股関節と膝の関節を緩めたい・・。でも、これはもう無理ですね。
あまりの興奮と激怒で、だれもがあきらめてしまいます。
こういうこと、よくあります。
ご自宅であること、生活の中での療養であることは、ご本人の選ぶ生活スタイルで過ごすと言う事です。
説明、説得なんてものは、この年齢まで君臨されてきたきた方には、まったく効果はありません。
なんとか、褥瘡だけは治したいと思う看護師たちと、絶対上むきで寝たきりになりたいおじいさんとの攻防は、これからも続くのでしょうね。
同じように、我が道をゆくBさんは、天涯孤独の自由人。
やはり彼は、我慢が大嫌いです。
そして、歩きたいといったら歩きたいのです。
横浜リハビリテーションセンターに依頼してのリハビリ評価でも、「歩ける。俺は立てないだけで歩けるんだ!そして、歩けばこの麻痺した片手も治るんだ!」と断言していてそうです。
歩けるようになるために、リハビリをしましょう。という言葉に激怒。
「俺は、そんなことはしない!そんなことはしなくても、立たせてくれれば歩ける~!!」
・・・。
なんだか、いいなぁ。こんなに好き勝手言って、そのわりに憎めないって言うか、その奔放さが結構みんなに人気があったりするんですよ。
私も、実は結構好きです。Bさん。
すごく矛盾しているのに、全然気にせず思ったことをぶつけられる彼は、とっても羨ましかったりして。
でも、彼は嬉かっり世話になったと思ったら、「ありがとう。」と言って笑ってくれたりもするのですよ。
とにかく地道に、歩くためにはリハビリがいるのだと言う事を、言い続けるしかないようです。
そんな困った話で今日は一日終わりましたが、そのあとは瀬谷区在宅高齢者サポートネットワークがありました。
瀬谷区は、みんな結構頑張っているなぁ~と思います。
後手後手になることもあるけれど、それでも少しづつこの地域を良くしようという気運があるというか・・。
これが、これからもずっと続くといいし、実を結んでいくといいなと思いました。
在サポのホームページも作る方向だし、そのホームページを使って、地域の多職種連携やインフォーマルなサービスなどが、うまくリンク出来たら最高ですね。
色々ハードルは高いかもしれないけれど、ぜひ実現させてほしいです。
そして、もう一つ。
今日、区役所に行く前、ちょこっとのぞいたペットショップ。
見つけました。探していたワンコ。
生後2か月のフレンチブルドック。
もう、アイフルのCM状態です。
この子は、うちの子になってもらいます!
結局、私が癒してもらうんだろうな~。楽しみです~。
わんこ可愛いですね!うちもほしいのですが盛り上がってるは私だけみたいで、家族で相談中です。わんこの記事も楽しみにしてます。
本当に何とかなっちゃうし、その生き方でこれまで来たのだから、それで通すのも信念?かも知れませんね。(笑)
でも、そういう人って、意外に関わっていて楽しかったりしますね。
妙に憎めない所があったりします。
ワンコ、今日購入手続きをしました。
でも実際うちに連れてこれるのは4月の8日の予定です。
それまでに、頑張ってお部屋移動と壁の塗り替え頑張らないと・・。(~_~;)
うちの子になったら、かわいい写真もアップしますね。