夕方仕事帰りに金沢市中心部にある旧県庁を通りましたら、旧県庁前にある二本の「しいのき(スダジイ)」の巨樹に雪が架かっていて、この光景は雪景色ならでわの美しさ。
この「しいのき」の左側は周囲 520cmで樹高13m、右側は周囲730mで12mという規模の大きい大木で、樹齢は300年はあるとも言われています。
「しいのき」の手前に歩く人が見えますが、対比してもいかに巨樹であるか分かります。
この地は、江戸時代には堂形といつて加賀藩の米蔵があって、2万5000石のコメが納められていたと言われています。
一説では、江戸時代中期の宝暦13年(1759)念に金沢城始め金沢城下の大半を消失した「宝暦の大火」にも残ったとも言われています。
旧県庁の建物は現在「しいのき迎賓館」として、良く美術展やミニコンサートなどを開催されている金沢市民の憩いの場ととして活用されています。