玉泉院丸庭園復元工事が進んでいますが、先般から大きい中島から出島に架かる木橋工事がやりやすいために外枠で覆っていました。
昨日・今日と復元工事現場辺りを行きましたら、木橋が完成に近いのか外枠が序々に外されており、今日の午後から完全に外されて木橋の全容が見られる様になりました。
木橋の形態は兼六園の花見橋同様の橋が出来上がると聞いていますが、今日拝見すると欄干の頭に設置するギボウシ「擬宝珠」がまだ付いていないのでこれからでも設置されるのかされないのかどうなりますか???
それに、この工事に携わっていると思われる業者が点検されている光景が見られました。
今日の木橋が完全に見られることにより、庭園内の周囲からと、大小の中島や出島に架かる木橋と石橋が勢揃いしたと思います。
こうして、日一日と絵図に現されている形態通りの復元工事が益々進んでいるのを実感しています。
下記の写真は、玉泉院丸から二ノ丸方向に見渡せる光景です。
江戸時代には右上に見られる「色紙短冊積み」と言われる縦に設置した石垣から法面を通じて下の玉泉院丸庭園に水が流れる石組みを応用した滝がありました。
現在、史実を基にした復元工事が進行中の様子です。
★上記の通り、玉泉院丸復元工事が順調に進行されていますが、完成はあと一年余りの平成27年3月頃と聞いていますので、完成される日をに一日と期待し、かつ楽しみにしています。