風景と植物ー団塊世代

自然は素晴らしい

兼六園でサネカズラ(別名は美男葛)が開花

2012-07-30 19:09:42 | 写真

  兼六園では黄白色の花の「サネカズラ(実葛)」が綺麗に咲き始めてきました。この花は雄花です。                                花は案外葉の陰に下向きにさくので気がつきにくいと思います。別名はビナンカズラ(美男葛)といい、茎の皮k粘液が出るので、かってはこれを整髪料として使われていたからが由来の様です。

H24730「サネカズラ」


金沢城公園で「クサギ」が開花。

2012-07-28 20:37:41 | 写真

金沢城公園では「クサギ」の木は数箇所ありますが、先駆けて土橋門の北側で「クサギ」の花が咲き始めました。                       花は淡紅色の萼と白い花のコントラストが美しい。                                          漢字では「臭木」と書き、先日咲いた「ヘクソカズラ」同様可哀想な気がします。実際「クサギ」は蕾が出始めた頃から傍に行くと香臭がしていやな感じがしませんが、植物の本によると葉を揉んだり傷をつけたら悪臭がすると出ているので、由来はそこから来たと思われる。しかし、薬用植物の部類で実は染料にもなるというので結構役に立つ植物と実感します。

H24728 「クサギ」の花


兼六園や金沢城公園の植物など

2012-07-27 11:19:23 | 写真

【兼六園】

 オレンジ色で黒い斑点のある「オニユリ」が咲き始めてきました。背景の池は江戸時代中期から存在している瓢池と海石塔です。傍に翠滝もあって毎日真夏日が続くなかでここは涼しく感じます。

H24726 「オニユリ」

蓮池に近接したところの藤棚でどういうわけか「フジ」の花が咲いていました。ここは5・6月頃に綺麗に咲いていたので再び花が見られるとは。。。。

H24726_2 「フジ」

縁起物の花と知られている「マンリョウ」の花がポツリと咲き始めてきました。似ているので「千両」「百両」「十両」などがありますが、やはり樹高や花の付き方は「マンリョウ」が一番立派だと思います。

H24726_3 「マンリョウ」の花

【金沢城 公園】

 三の丸で「オミナエシ」が群生して咲いています。高さは1m~1m50cmほどあります。背景は平成13年に復元された橋爪門続櫓・五十間長屋・菱櫓です。

H24726_4「オミナエシ」の群生

 秋の七草の一つ「ススキ(薄)」が風にゆられて咲いています。まだ数は少なくこれからです。写真は早朝撮影したもので、朝日が右斜めから差し込んでいます。

Img_7152「ススキ」

 同じくススキの傍で、白い花の「リアトリス」が咲いています。

H24726_5 「リアトリス」

 上と同じ場所で蝶々が「オミナエシ」周辺で飛び回り、葉の上で一服ですか???これはなんという蝶ですか。「モンシロチョウ」????教えて下さい。

H24726_6 「蝶々」

石川門案内所傍にあるヒョウタンで黄色い花がついていました。ヒョウタンの花は白だけと思っていたのでまた勉強になります。ここに「タコ瓢」という名札が付いていました。

Img_7095


兼六園の「トチの実」と金沢城公園の群生している「オオウバユリ」

2012-07-24 19:55:02 | 写真

兼六園の霞が池の淵に「トチノキ(栃の木)」があって、樹高10m以上ある様な大木です。この「トチノキ」に大きい実が生っています。H24724 「トチの実」

金沢城公園の東の丸で「ウバユリ」が群生しています。手前の大きく見えるのは、花が横の四方に13個ほど広がっている「オオウバユリ」です。これは完全に花が咲いている状態です。背景に多く見られるのは、まだ上に向いている蕾、少し横に広がっても花として先が広がっていないもの、完全に咲いていて花の数が6個前後の「ウバユリ」など群生して見られます。左は緑が豊かな東の丸に入る通路です。

H24724_2 「オオウバユリ」などの群生


「ヒョウタン」の実

2012-07-23 09:59:04 | 写真

金沢城公園内にあります管理事務所の前を通ると、違うか形のヒョウタン(瓢箪)の実がぶら下がっていました。写真の上は良く見るヒョウタンの形ですが、下の様な形を見たのは初めてです。

Img_7045

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「ヒョウタン」は昔から水筒や酒器など佐奈座何活用されていて、存在し始めたのは歴史が古く、資料によるとアフリカ原産で約1万年前の縄文時代に渡来した様です。『日本書記』に登場していますし、羽柴秀吉の「千成瓢箪」は有名です。