t-catの徒然寄稿

興の赴くままの煩悩炸裂日記です。買い物(散財)やら、最近のハマリ物公開中。猫(ラグドール)と暮らして18年が過ぎました。

ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレンを観てみたけど…

2005-09-19 18:23:06 | コミック・アニメ徒然
ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン (初回限定豪華パッケージ仕様)

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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先週到着して、なんだかんだで未視聴だった
「ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン 」を
昨晩観てみました。

フルCGアニメの最先端だろうから観ておかないと、
という興味だけで購入した作品です。
確か、携帯電話のCMでちらっとトレーラーが出た時の
画像の美しさにびっくりしまして、
このクオリティなら観ても損はなかろう、と。

ファイナルファンタジーはファミコンとスーファミの頃に
いくつかプレイした経験はありましたが、
7は何度プレイしても手詰まりになり、
結局最後まで完結できなかった屈辱の1本でして、

(他のRPGはネタ本なしてクリアできてますので
 …でも、そんなに遊んでませんよ、最近のゲームは
 時間かかりすぎだし、元々ゲームは好きではないの。
 終わった後にかかった時間に思いを致すと空しくなる)

思い入れはまったくなかった。
ファンでもなかったし。
なので、1本の作品として鑑賞ができました。

画像自体は確かに美しかったですね。
以前発表されて完全にコケた失敗作、
映画版のファイナルファンタジーも画像が美しかったですが、
それに匹敵するくらいの映像美。
言い換えれば、当時とあまり技術的には進んでないような
印象を持ちました。
細かい所、たとえばモデルのテクスチャーとか、
細目の再現とか、「すごいな」と関心する部分と、
動きの面で「ちゃちだなー」とがっかりする部分。
まったくアンバランスで、
観ている側は世界観に張り込めず、引いてしまう。

完全にファン向けムービーだったようですね。

あのキャラクターが、しゃべってる、
動いてる、バトルしてる! ってのに
「萌える」(大笑)方なら満足できたのかもしれません。

私?

ストーリー面も含めて、助長過ぎると思いましたよ。
100分もいらない、シナリオを練り直し、
シーンを厳選して60分ぐらいに納めれば、
もっとグルーブ感のある、息をつかせぬ展開だけでも
楽しめただろうな、と思いました。

また、キーアイテムとして使われている
携帯電話(ゲーム本作ではPHSでしたけど。
ああ、年代を感じる)が妙にリアルで、
アイテムの使い方を失敗してるー、と、げんなり。
ファイナルファンタジーの世界観に、
現時点で私たちが使ってるような
2つ折りタイプの携帯はそぐわないと思いません?
(私は思いました)

ただ、このタイプのOVAとしては
コストパフォーマンスがとても良く、
お値頃感はあります。
普通、OVAで発売されている価格って、
30分未満で6千円とか7千円しますからねえ。
特典映像込みで2時間ぐらいのDVDが
4千円未満は安いです。
売りは安さ? そんなバカな。

 (限定版で出されている別タイトルは、
 さらにこのセットでしか観られないムービーが入って
 2万円以上。おまけ付きでもあこぎな商売してますわ)

ファンの方、辛口コメントでホントにごめんね。
でも、これだけ評判になってる作なので、
とりあえずチェックしておこう、という
私のようなタイプの人間もいるので、
望んだ反応が得られなくても傷付かないで欲しいのです。


蛇足ですが、クラウド役の櫻井さんは、
悩む青年のぼそぼそしゃべりをさせると上手いですな。
残念ながらキャラクターの顔とは乖離してましたが、
これはこのタイトル全般に言えることでして、
クラウドは比較的マシでした。
CGでイメージにぴったり合致したキャラを
独断で選ぶと、

・レノ
・エアリス
・ヴィンセント
・(おまけで)クラウド

ですかね。
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戦闘妖精雪風 完結す

2005-08-27 22:04:33 | コミック・アニメ徒然
日々の生活は動きがないので、
激動の日常は9月以降に譲るとして。
若干現実逃避気味ですが、
まったく違う小話をおひとつ。

本日、約1年半ごしでやっと完成・完結した
戦闘妖精雪風の最終巻が到着しました。


こんなん買ってる場合かー???
と、お嘆きの貴兄、
あなた方はきっと正しい…
でも、何から現実逃避したらいいか
わかんないんですって。
なので、物欲は普段通りなんす。
やれやれ。

戦闘妖精雪風 OPERATION 5

バンダイビジュアル

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SF大作・戦闘妖精雪風(グッドラック含む)の
アニメ化として賛否両論花盛りの本作、
原作ももちろん読みましたけど、
オリジナルはオリジナル、
アニメはアニメ。
別物として楽しんだ方が吉よね、というわけで
私はこのシリーズ好きですよ。
でも、従来のファンには大不評らしいですね。
なんでかなー。
また、主役の深井零の声を、
昨年の大河ドラマで山南さんを演じた
堺雅人さんが担当してまして。
1話を見た時に、
「零ちゃんの声~」と喜んだのは私です…。

で、5巻ですが、やっぱり原作から乖離してましたね。
でも、アニメーションの枠内で納めるなら、
ジャム 対 人間 の戦いの図式は
人に在らざる者 対 人 に特定してしまうのかな。
そっちの方がわかりやすいのかな…。
ま、当たり障りのない終わり方だったかと
思いますね。うん。悪くなかったですよ。
ロンバートさんが哀しかったですなあ。

 そーいえば、私は元からのファンが
 激怒するリメイクも好きになるタイプのようです。
 去年の今頃公開されていた
 サンダーバードの実写版も大好きでしたし…
 あれ、TVドラマファンには激怒ものだったですしねえ…
 作り手が変わったらどこか変わるんですって。
 見た目変わらないリメイク見るくらいなら、
 旧作を引っ張り出して見てればいーんです。

キャラデザインは圧倒的画力で定評のある
多田由美さん。

戦闘妖精雪風 OPERATION 1

バンダイビジュアル

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この絵見て「多田由美以外の何者でもないわ!」と
思った私、雪風のOVAは全巻通しても
やっぱり1巻が好きですねえ。
4巻もいいのだけど…

雪風のOVA発売当初に発売された
多田さんの単行本に、
OVA用のラフ・草稿が掲載されています。

Sittin’ in the balcony?長編+イラスト集

飛鳥新社

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線が言葉を語る絵の描き方をする彼女の
雪風テイストを楽しむには、
後日発売されたコミックス版よりは
こちらのラフの方が物語性と
奥行きを感じて興味深いと思います。
もっともメインは表題作のコミック。
雪風はおまけ的存在ですので
過大な期待はかけませんように。
コミックも佳作です。
 
 でも、彼女の作品はどれもこれも痛くてね、
 読むのが辛い内容が大半。
 心が強くないと引きずられてしまいます…
 なんで、全部持ってたんですけど、
 再読が辛くてできずに、温存しておくよりは、と
 お好きな方にお譲りしてしまいました。

というわけで、現実逃避レビューはこれでおしまい。
今日明日はDVD見てふらふらしてますー。
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4/12付け朝日新聞夕刊にアンジェリークが載ってました

2005-04-13 09:45:17 | コミック・アニメ徒然
普段はロクに読まない夕刊紙を
たまに広げると面白い記事が
飛び込んできます。

コーエーのルビー・パーティの紹介が
メインだったんですけど、
他のゲームも取り上げられていたんですけど、
アンジェリークがメインだったように思った私は、
元アンジェリーカー
(アンジェリークのハードユーザーの呼称)。

おおむね好意的な記事内容だったこともあり、
ゲームの世界から離れて随分たちますけど、
懐かしくうれしく思った記事でした。

基本のゲームはこちら。

コーエー定番シリーズ アンジェリークSpecial

コーエー

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延々続くシリーズのゲームシステムの基本は
すべてこの1作目を踏襲していると言っても
過言ではありません。

ふしぎの国のアンジェリーク

コーエー

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ちょっと異色のすごろくゲーム。
面白かったですよ。


KOEI The Best アンジェリークSpecial2

コーエー

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個人的にシリーズの最高峰と言っても
過言ではないと思ってるタイトルです。
アンジェリークに関するアイテムは
ほとんど全て処分したのですが、
唯一手元に残してるゲームです。

その他、ここにのせた数よりも
倍を超すタイトルが発売されています。
付随したCDドラマやオリジナルアニメ等、
所謂コーエー商法はすさまじかったですね。
(あ、これは現在進行形なのか)
拝金主義的な商品の数々に
愛が冷めたというのが正直なところ。

貢ぐ一報ではねえ…
お金で愛は買えないのよ(苦笑)

アンジェリーク エトワール

コーエー

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最新作はこちら。
気がついたら発売されてましたので
それだけ興味が薄れた証拠だな、と
愛が壊れている様をまざまざと感じた1本。
もちろん、未だに未購入・未プレイです。

お勧めした友人は息長く愛好しているのに、
勧めた本人があっさり足抜けしちゃったんですが
(…忙しかったんです、大学もありましたしね)
朝日の記事に誘われて、
久々にプレイしてみようかな、そうしようかな、と
思った私でした。

多分、思うだけで終わりそうですが。
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イモは温かいうちがうまいんだ…(by.クラウス)

2004-10-12 23:09:47 | コミック・アニメ徒然
少佐、なんでヤングチャンピオンなんすか? と、
伏し目がちにレジへ持っていった方も
多かったことでしょう。

前々から、
青池保子さんのファンサイトのコメントで、
秋田書店の企画でブラックジャックをテーマに
エロイカの読み切りを描くとは知っていましたが、
いざ買う段になると勇気がいりましたねえ。
どこで買おう、どう買おう、とうろうろと。
ちょっと…いやんな内容の雑誌だけど、
少佐たちは読みたいよう、
車内吊りもナイスな誘い方するよう~~
と、迷った皆さん、お仲間ですね~~。
私は、キオスク使いました。
で、逃げるように買って去りました~~。

「エロイカより愛をこめて」の為に、
雑誌を買ったのは久々のこと、
ちょびっと浮かれて、気分を出したくて、
揚げたジャガイモ片手に読みたかったけど、
雨の中、マックへ寄る気にはちょっとなれず、断念。
イモ食いは後日改めてチャレンジしようっと。

 肝心のコミックの内容は、出て日が浅いことも
 ありますので、パスしますね。
 
エロイカと聞くと、どうしても揚げたイモが
浮かんじゃうんですよね。
背中丸めてイモ食ってる少佐……素敵…かな??

エロイカの初回を、ビバ・プリンセス誌で
見たのは何年前のことかな、思い出したくないくらい
昔のことになります、何もかもみな懐かしい。

(月刊プリンセスではなく創刊間もない
ビバ・プリンセスが初出なんです。
プリンセスでは名作「イブの息子たち」が
連載中でしたね。ガンガン以上に分厚く、
当時としては珍しい造本だったと思います)

エロイカより愛をこめてが全盛だった頃、
冷戦まっただ中でコミックにも西だ東だ、
核軍拡だ、なんだかんだ、
資本主義だ共産だと普通に描かれていました。
今の世界情勢と比較すると、それなりに
『良い』時代だったのかなあ、
と思ったりもします。

実際にベルリンの壁がとっぱらわれる未来がくるとは
待望はしても想像できる人はどの程度いたことか。
当時はまだ、
制度の違いを笑いでくるめられましたけど、
今の世の中を笑いをもって描くのはちょっと無謀な
感じがする。
最近のエロイカは知りませんが、ちょっと読んでみたく
なったかな…読み直してみようかな…
コメント (2)
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