今朝のことでございます、
えっと、5時頃でしょうか。
なんか、目が覚めたんですね。
しいちゃんが人のお腹の付近でなにやら見ていました。
ぼーっとした目で見た床の上には
なにやら黒っぽいものが。
あー、おおきい方をやったんだな、
おちりにひっついてころっと。
ころがってついてきたんだな、
えっとですね、長毛種だからってんじゃないんでしょうが、
ころっとしたンコをするとですね、
わりと床上コロン、ってのあるんですよ。
ええ、滅多にありませんけどね
いいや、あとで取っとこう。
起き抜けでもやーっとした頭で考えておったら。
ンコが動くんです。
寝ぼけてる、私?
いや、動く、ンコじゃない、
じゃなかったら、大きさといい
黒さといい、もう、あれしかないじゃないですか!
私の天敵、そしてしいちゃんが天敵の
あの黒いゴがつく虫ですよ!
その時、しいちゃん、
人の腹を踏み切り台にして
だーっと駆け出しました!
黒い奴もたーっと這っていきます。
嫌なんだから見るなよ私、
ああ、エアゾールでシューしなくちゃ。
でも、眠い。
朦朧とした中考えてる最中も、
じたばたがさがさと
居間で駆け回るしいちゃんの足音が。
いいや。
どうせ彼女は止められない。
私は眠たい。
後で片付けときゃいいさー。
ここで私の意識は暗転します。
そして朝。
居間の真ん中で転がってるであろう
黒いンコを想像し、探したら
どこにもいないんですよ。
あれ??
しいちゃん、捕獲できなかったの?
逃げられたの?
そんなこともあるのねえ、
やっぱ年かしらねえ。
朝っぱらからいやな虫の後始末をせずにすんで
有り難かったのですが、
出勤して帰って来て、
いつものように部屋をワイパーで拭き掃除してた時ですよ。
居間に置きっぱなしになってた段ボールを動かしたら。
ぎゃーーー!!!!!
動いていたはずの黒いンコが
平べったくなって絶命していたんであります。
今回の奴もでかくてとほほです。
追い詰めて屠ったわけだな、
やっぱしいちゃんはハンターだ。
けど、いっくら死んでても大嫌いな奴なんですよ。
やっぱり半泣きになって片付けるのには慣れない私。
できればきゃつらには出ないでもらいたい。
でっかく育った奴は特に!
ゴキちゃんグッバイを増量して置こうかしらと
思っている飼い主でございます。