シラチャ日記

2007年8月から何度かの中断期間を経て、タイ王国チョンブリ県シラチャより発信しています...

『覆面調査』

2009年05月30日 | その他
今回はシラチャともチョンブリ県ともタイ王国とも関係無い話題ですんません・・・
(ホンマに関係無い個人的な話を長々と書いてるんで、シラチャ情報を探して辿り着いた方は本日分は素っ飛ばしてください。)


昨日、出勤前に出掛ける支度をしてるとNHKの「おはよう日本」に偶然知った顔が映ったんで、“遅刻覚悟”でテレビの前で座って見入ってしまってました。
(“容疑者”とか“犯人”とかでは無いので誤解無きように…)

その内容を一言で言ってしまうと『褒める箇所を見つける覆面調査』とでも言うのでしょうか???
要するに、お客さんの振りをして入店した調査員が店舗や店員等をチェックしてリポートを提出する“覆面調査”なんですが、「あそこが悪い」,「あの店員がどうのこうの」っちゅうようなマイナス面ばかりを指摘するのでは無く、良い点を見出して褒められる点をピックアップして業績を上げて行こうと言うモノのようです。
文章での“伝達能力”に問題が有るのは承知してますんで、私の説明だけでは「何じゃそりゃ?」となるでしょうから、興味有る方は下記のウェブサイトをチェックしてみて下さい。(「おはよう日本」以前に毎日放送で取り上げられた時の様子です。)

 http://www.mbs.jp/voice/special/200904/03_19246.shtml
    ↑4月3日付けの毎日放送ウェブサイトより

そこに出てくるC’s(シーズ)って言う会社の社長さんが、その「知った顔」で中学,高校,大学が同じで、高校生の時と大学生の時の一時期はアメフト部のチーム・メイトでもあったし、彼のオフィスと私の実家も目と鼻の先だと言うのに、こんな商売をしてるとは全く知らなかったし、大阪府の橋下知事からも調査を依頼されるような、えらい活躍をしてるようなんでビックリしました。

この放送と上記のウェブサイトを見て思い出したのが、アメリカン・フットボール界では特に有名な“名門”関西学院大学(高等部)ファイターズの元ヘッドコーチ(監督)で心理学者でもある武田健氏の著書『コーチングの心理学』です。
サブタイトルが『「怒鳴って、叱って」から「ほめて、支えて」』と有り、意味の無い“シゴキ”や“根性”だけで勝てるかのような根性論が未だ未だ主流だった高校生の頃に、メチャクチャ新鮮に映ったのを思い出します。

話がずれますが、私が高校1年生でアメフトを始めた年に、その武田健氏率いる関西学院大学高等部との定期戦で歴史的な「103対0」という屈辱的な負け方をしたのですが(しかも試合終了直前に3桁得点にまでされたのは、私のファンブルが原因…)、その後、今回取り上げたC's(シーズ)の社長さんがチーム・キャプテンとなってチームを引っ張り、どちらかと言うと武田健氏に近い考え方の新しいヘッドコーチを迎え入れ、シゴキだけの意味の無い練習を排除し、結局、我々の代の学年では毎年点差を縮めるところまでしか行けなかったのですが、我々の次やその次の代では互角どころか勝てるようなところまで行き、一時は高校日本一になるまでになったのです。
(30点差位で負けた高校最終学年の関西学院高等部との定期戦のキックオフ前にグランド内で、その武田健氏から「良いチームになりましたねぇ… こっちも気を引き締めてやらないと。」って言われた時は、「いやいや、引き締めんといて欲しいんですけど。」とは思ってましたが…)

まぁ、私が思い出しただけで、その友人が武田健氏の著書に影響受けたのかどうかは知る由も有りませんが、「おはよう日本」でのレポートでも、彼の会社のウェブサイトを見ても『なるほどねぇ…』っと思えるような新鮮なことが多く、コレからの更なる活躍に期待したいところですし、なんやったら居酒屋『日本海』も“覆面調査”に来て欲しいくらいです。

が、もしそうなったとしたら心配なのは、果たして“タイ人”にこの方法が通じるのかっちゅう事ですかねぇ???
う~ん、メチャクチャ通用しないような気がして実践してみるのは怖い…

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