シラチャ日記

2007年8月から何度かの中断期間を経て、タイ王国チョンブリ県シラチャより発信しています...

COVID-19による入国制限での悲劇

2021年10月08日 | その他

遂に心配していた悲しいことが起こってしまった...

ウチの会社はシンガポール系の会社でマレーシア人のスタッフも何人か居るのですが、
ご存知の通りマレーシアもコロナ感染対策で厳しい入国制限が設けられています。

2007年12月23日付けブログで取り上げた、もう17〜18年の付き合いになるマレーシア人
スタッフのお父さんが亡くなってしまったのですが、現状では未だマレーシアはロック
ダウン状態で、マレーシア国籍者であろうと、如何なる理由が有っても、帰国してから
2週間の強制隔離が有るので病院にも行けないし、お葬式への出席も出来ないと言う状況
のようです。
そもそも、感染予防の面からお葬式自体もまともには挙げれないようですが...

我々、日本人の場合はもし同じような状況になってしまっても、日本では”強制的”な隔離
措置が取られていないし「不要不急の外出をしない」と言うことなので、本来の目的から
すると許されないのかも知れませんが、危篤と言う連絡をもらって帰国して病院に直行や、
亡くなってしまった場合に葬儀に参列すると言うのも不可能では有りません。

っが、その逆の場合...例えば、私がタイで重篤な状態に陥ったとか、亡くなってしまった
場合に、日本の親族は、平時の様にチケットだけ買って飛行機に飛び乗ってタイに来る...
って言うことが出来ません。
航空券買って、ASQの予約して、入国許可証取って、10万ドル補償の保険買って、72時間
以内のPCR陰性証明取って...
タイに着いてからもワクチン接種済みの証明取ってたとしても、そこから1週間は強制的に
隔離されるんで、どんだけ早く動いても、準備しだしてからタイで自由に動けるようになる
までは10日程度かかる計算になります。

そう思うと、自分も含めて...タイに住んでる日本人で、自分のことを大事に思ってくれてる
人が日本やその他の国に居る人は、コロナに限らずより一層気を付けて過ごさなくてはダメ
だなと思わせてくれた訃報でした。

タイ⇔マレーシアが自由に行き来できるようになればお線香でもあげに行かせてもらおうと
思いますが(中国系マレーシア人なんで...)、今は未だ無理なのでご冥福をお祈りしようと思い
ます。


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