北海道の小さな町・黒松内から発信した田中式健康体操(T・K・T)終生二足歩行を求め 全国で実践指導中        

北海道・大阪府・奈良県の18市町村・68教室の活動風景や本部主催の田中式健康体操の活動・行事などを綴ります

≪2015年 本部直接指導 NO11 北海道「寿都・島牧教室」≫

2015年07月01日 | [本部直接指導]
T・K・Tの活動を開始して、
10周年になります。
実践者の正確な年齢層を把握していませんが、
50歳から60歳代が大半だと思われます。




もちろん、
生活に運動を習慣化させることは大切なことですが、
その分、高齢から開始することは危険が伴います。



今回の画像は、島牧村に住む84歳のMさんです。
実践を開始して丸3年になるそうです。



T・K・Tは中等度の有酸素運動を約60分、
70種目を実践します。




第1運動から第5運動の順に体操します。
第1運動は「準備運動」です。
首の運動から下肢、上肢、体幹にある関節を
順番に動かします。



第2運動は「調整運動」です。
直線を立位で移動する運動で、
バランス力や巧緻性などを養います。



第3運動は「筋力増強運動」です。
前半は腰部に関係する筋肉を中心に、
後半は脊柱に関係する筋菊を中心にトレーニングです。




第4運動は「均整運動」です。
骨盤と脊柱の矯正を中心の
ストレッチングを行います。



第5運動は「整理運動」=「腹式呼吸運動」です。
呼吸筋の主役である「横隔膜」を鍛えます。



週に一回休まず実践することで、
体への効果を求めます。



適正心拍数を基本にし、
有酸素運動を1時間することで、
心肺機能を高めます。



腰部筋を鍛えることで、
ヒト特有の二足歩行を終生できることを
求めます。

border="0">


できれば、
女性は40歳ごろから実践開始を望んでいます。
閉経を迎える10年前が理想です。


『私の教室の80歳を少し越えたNさん。
座位姿勢でも背筋がピンとしています。」』

男性は50歳ごろから実践を望んでいます。
退職を迎える10年前からが効果的です。



『私の教室風景 寿都町 湯別の湯教室 
無料でお借りしています』

今回の画像のMさんは80を過ぎての開始でしたが、
高齢者ほど運動の効果が現れにくく、
なかなか継続が難しいのです。


Mさんは回数やテンポはマイペースです。
心拍数は100前後で実践。
T・K・Tをほぼ全種目を実践しています。
驚くほど体がよく動き、
柔軟性も十分過ぎるぐらいです。


「家でじっとしているのがいやなのです。
 外に出ていくとすっきりします。」とMさん。


「よく動くもの」
「よく動いているもの」それが動物なのです。

Mさんをはじめ80歳を優に越えた実践者と出会うたび、
ヒトの体のあり方の本質を教えていただくのです。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿