MARUMUSHI

映画とかTwitterとかとか。

『マルドゥック・スクランブル:圧縮』。

2010-11-06 23:53:01 | 映画日記
『マルドゥック・スクランブル:圧縮』を観てきた。

面白いね。
面白いけど、なにか伝わりきらんところがあるな。。。
えっとね。。。
なんやろな。。。
( ・ω・)モニュ。。。
けど、惹かれるな。
すごい惹かれる。

自己の防衛のための攻撃が、自己の復讐と快楽のための攻撃に変わる。
同じ他者を傷つけるための行為でも、根底にある感情が異なるだけで人はいくらでも残虐になれる。
そして、そうなった瞬間から、人は何かを見失う。
気付いた時には、もう遅い。
けれど、それは必要な道なんだと思う。





それにしてもこの映画、なんでこんなに上映館数が少ないんかなー。
全国で5ヵ所て。。。(2010.11.06時点)

シネ・リーブル梅田で観たけど、えらい人数で徒党を組んで観に来てる人たちがいた。
”みんなで『マルドゥック・スクランブル:圧縮』を観る民間人の会”の人たちかな?
( ´・_・`)ソウカナー


『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』。

2010-11-06 23:52:37 | 映画日記
『裁判長!ここは懲役4年でどうすか』を観てきた。

裁判員制度が始まったからか、裁判ネタの作品って増えてるような気がする。

傍聴マニアっていうのも、事実いてるらしいね。
たしかに、ちょっと行って見たいっていう気持ちはあるなぁ。。。
けど、他人の人生を面白半分で見てるっていうのもなんだかなぁ。。。

それにしても裁判って原則公開制であるってのも結構すごいことなんやなと思う。
もちろん、人を裁き、その人の人生を大きく変えてしまうわけやから、不透明な壁の向こう側で決めるのはおかしいと思うし、万が一にも自分が被告になった場合を考えると公開しといてもらえるのはありがたい。
けど、そこに至るまでの警察とか検事とかの取調べは非公開で行われてることを考えると、結構、えげつない事なんやなとも思う。
いや、取調べが非公開であることのほうがおかしいんか?
なんにしても、公開裁判である以上、傍聴席に座っている側もその裁判の証言者になるということであるわけやし、まして、マニアと呼ばれるレベルになってくると小さいながらも裁判に影響を与えることもあるかもしれん。
誰かに見られているというのは、裁判官にも検事や弁護士にも、緊張感を与える効果もあるやろうしね。

でも、あくまでこれは映画。
北尾トロの傍聴日記を基にしてるとはいえ、フィクションはフィクション。
その辺は、割切って観んとね。

設楽統って演技巧いね。やっぱり、芸人さんって、皆演技が巧い。




それにしても、出来れば、一生の間”被告人”と呼ばれる立場にはなりたくないな。。。