『スカイライン -征服-』を観てきた。
物語の開始時点から、救いようの無い展開。
この映画にあるのは、未知の物から征服される恐怖。そして、そこに射す僅かで儚い光。ただそれだけだ。
でも、それでいいと思う。そういう映画なのだ。
それにしても、ハリウッド映画はその時代のアメリカの状態を示すと言うけれど、確かにそうやなと思う。
『ディープインパクト』『アルマゲドン』などに代表される、自然現象からの恐怖。
『インディペンデンス・デイ』や『宇宙戦争』『地球が静止する日』『トランスフォーマー』などの宇宙人からの攻撃の恐怖。
『アイアンマン』や『ハートロッカー』『ブラザー』などのテロからの恐怖。
こういう何かを悪にしアメリカあるいは人類が善であるという作品は、アメリカと言う国が何を悪として見ているのかがよく分かる。
近年増えてきたのは『クローバーフィールド』とかこの作品などの、未知からの恐怖というテーマだ。
いま、アメリカは何かに怯えていると同時に、新しい敵を探している。
人種が入り乱れている国をまとめるのには、仮想敵からの恐怖を用いるのが一番手っ取り早い。
本作品を幾分か斜に構えてみると、そう見えてくる。
いやー、映画ってホントにいいもんですね!
by 晴郎
物語の開始時点から、救いようの無い展開。
この映画にあるのは、未知の物から征服される恐怖。そして、そこに射す僅かで儚い光。ただそれだけだ。
でも、それでいいと思う。そういう映画なのだ。
それにしても、ハリウッド映画はその時代のアメリカの状態を示すと言うけれど、確かにそうやなと思う。
『ディープインパクト』『アルマゲドン』などに代表される、自然現象からの恐怖。
『インディペンデンス・デイ』や『宇宙戦争』『地球が静止する日』『トランスフォーマー』などの宇宙人からの攻撃の恐怖。
『アイアンマン』や『ハートロッカー』『ブラザー』などのテロからの恐怖。
こういう何かを悪にしアメリカあるいは人類が善であるという作品は、アメリカと言う国が何を悪として見ているのかがよく分かる。
近年増えてきたのは『クローバーフィールド』とかこの作品などの、未知からの恐怖というテーマだ。
いま、アメリカは何かに怯えていると同時に、新しい敵を探している。
人種が入り乱れている国をまとめるのには、仮想敵からの恐怖を用いるのが一番手っ取り早い。
本作品を幾分か斜に構えてみると、そう見えてくる。
いやー、映画ってホントにいいもんですね!
by 晴郎