MARUMUSHI

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『ヘブンズ・ドア』。

2009-02-07 21:23:11 | 映画日記
『ヘブンズ・ドア』を見てきた。

残り数日の命。
そう宣告された男と、
ずっと病院暮らしで、後一月の命。
そういう運命の少女。

彼らは病院を抜け出し、街を抜け出し、そして海へ向かう。

人は、死ぬために生きている。
どんなに前向きな言葉があったとしても、それだけは揺らがない。
だからこそ全て人は自由だ。
最後には死がすべてを清算してくれる。





映画の最後に、彼らはある浜辺にたどり着く。
そこで、男は酒を飲み、ゆっくりと少女の方にもたれかかる。

彼は、きっと天国で、とてもいい海の話が出来るだろう。
少女も、きっとそうだ。
神様に文句も言わないかもしれない。

ちょっとだけ羨ましくなる作品。




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