ちびもかの縁側

ちびモカ2猫との日々
2011年秋、むぎが加わり3にゃんとなる
2015年1月モカ、虹の橋へ
4月コタ仲間入り

親分

2017-05-11 17:17:04 | 日記
今日、昼下がりのこと。

先日から、時折ふらっとやって来る、どこかの外猫。たぶん野良にゃん。

我が家での呼び名は「親分」

プリティフェイスなのに、態度はふてぶてしい(笑)そして、絶対にたらふくゴハン食べてるでしょ?という大きい体。

どっちりどっちりしております。

立派なタマをぷりぷりさせてやって来る。

先日来た時、気づいた点は、シッポの付け根から背中あたりに、傷ができてた事。喧嘩で負った傷のよう。

連休の前半に顔見せて以来だったので、窓越しに声を掛ける。

「傷の具合どう? よくなったん?」

当然、私の声は聞こえてるだろうに、華麗にスルー。「今日はやけに暑いな・・」と、自転車の影で横になり、ひと休み。

コタがひにゃー!うにゃー!と、鳴きやまないので、もう少し距離を置いてもらおうと、庭に出て行く私。

怪我が気になってたので、3粒だけ。本当はダメなんだけど、3粒のシーバ持って庭へ。

相変わらず、微妙に距離を保ったまま、近づけない。2メートルはある。

一粒を地面に置いてっと。・・・シーバと気付いて、じりじり距離を詰めて来た親分。

すかさず背中を観察。傷は悪化はしてないみたいね、良かった。

まだ私の手に、シーバがあるらしいと思った親分は




恐らくゴハン貰ってて、この警戒っぷりとは

どこぞの餌やりさんは、ゴハンは置き餌で、人に慣れさせるって事はしてないと思われます。

まぁ、変な人間に虐待されたりするかもだし、警戒も当然か・・・

2粒めを地面に置く。警戒しつつも、すぐ近くで食す親分。足元まで来た。

調子に乗った私、最後の1粒を手のひらに乗せたまま「ほら、まだあるよ?」と声かけ。

じりじりする親分。考え中っぽい

このまま手のひらから食べてくれるのが理想だけど、手から直接ゴハンは難易度が高い。

慣れてないと、上手く食べられないようで。

ウチに来たばかりの頃のコタも、勢い余って指もガブリッってしちゃってたしね。

ま、私も親分にかじられるのは遠慮したいので、もったいぶらず地面に置いてあげますか~と、思った瞬間・・・



ひっぱたかれた(笑)

「えぇーちょっとは可愛いとこ見せてよ~」

「たかが3粒で、図々しいニンゲンだな。やなこった」

そんなノリです。

地面に落ちた最後の1粒を食べると、さっさと自転車の影に休みに行く親分。

「3粒かよ。シケてんなぁ」

・・・私の脳内で、そんな想像が浮かぶ。

いやだって、その体形、普段たっぷりゴハン食べてるでしょ。世話になる気がない子には、そうそうご飯はあげませんよ!

そんな風に、脳内で語りかけ、そっと家に入る。

家の中で、改めてパンチされた手を見ると



薄皮にスジが入っただけ

親分、きっちり遠慮して爪出さなかったんだ。偉いなぁ。

爪切りしてる訳じゃないからね、伸びてる先が、軽く当たっただけ。

なかなかデキる男、親分。感心感心

早く背中の傷、治るといいねぇ。
コメント
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