偏食だもの

我が家の男子（猫も人も）が、盛り上がる時ってのがあって

食事の時に、ダンナがチキンを食べようものなら

むぎコタも


めっちゃ張り切る

人の食べ物はダメで、そうそう貰えないってのは、彼等も分かっているはずなのに

好物だと、全部ふっとんでしまうらしい。

ダンナと一緒に食べる気満々。

僕たちも食べるーーー！と、猛烈熱視線＆ラブコール

僅かな期待に全てを賭ける。そんなノリで、カケラでもいい、もらえるのを待つのです。

その様子を、ちょっと離れて見ている私。

そこに、ちびの姿がない。

私よりもクールなちび。


チキン？なにそれ食べ物？(゜_゜)

興味ナシ。

もはや食べ物として認識しているかも怪しい。

全然っ食べたくないそうですわー。それはそれで、猫として如何なもんかと思うが。

騒ぐ男子達から距離を置き、小窓で風に当たりながら、夜の景色を眺める。

渋いっ、渋すぎる。


しばらくして、ダンナの食事も終わり、男子達の祭りも終了。（カケラ貰えたらしい）


まさかチキンのカケラ？！

床で何かを拾い食い、つーよりほぼ舐めている。

よくよく見ると、ダンナがチキンと一緒に食べてたパン

・・・のくず。そう、パンくずってやつ。

一生懸命、探して食べてるちび。・・・味わうほどの量ないよね？


パンの香りに反応、たとえそれが塵ほどのものでも、食べずにいられない。

もう、食の好みは変えられない。そう思う。

ちび、前世はもしや、すずめだったりするのかも。