甲子園きっぷ  yama’s stadium☆彡

~球児たちの あしあと~

夏!高校野球 兵庫大会 決勝へ!

2012-07-27 | 2012 夏☆甲子園


                    第94回選手権大会 4回戦 神戸弘陵vs報徳学園戦に先発した田村投手 明石球場にて

兵庫の夏、いよいよ明日代表が決まります。

今日の準決勝では、加古川北が強豪関学を降し2年連続決勝へ。

昨夏、東洋大姫路との決勝再試合で惜しくも甲子園の道を阻まれた加古川北が

今夏はそんなドラマを描いてくれるのか・・・楽しみです。


そして報徳学園を接戦で破った滝川第二は、実に13年ぶりの決勝進出となりました。

報徳学園・・・春の球場でも応援し、さすが強豪報徳学園だと思う戦い振りが印象に残っています。

強豪と呼ばれるに相応しい戦いぶり、厳しい鍛錬の二年半だっただろう集大成の今夏。

野球は本当に戦ってみないと分からないと思うので、よく予想なるものを見ますが、

私はあまり興味もなく見過ごす方なのですが、報徳学園に関してはその戦いぶりに

甲子園に一番近いチームだろうと感じていたので今日の終わりには少し驚きもありました。


一年生から大舞台を経験してきた田村投手には、たくさんのプレッシャーも感じてきただろう・・・

一番甲子園に近い投手だったのではと・・・。

今日は右肩痛のため登板は回避ということでしたが、彼に関してはこういう展開になると思っていなかっただろう、

明日の決勝を信じて自分の二年半の集大成、マウンドで甲子園きっぷを自らの投球で掴むと信じていたのだろうと想像する。

最後となった今日、マウンドに立てなかった田村投手の心情を想うと、やはり・・・辛くなりますね。

大きな可能性を秘めた素晴らしい投手、私たち高校野球ファンを楽しませてくれた田村投手のこれからに、

そして、報徳学園3年生が見せてくれた素晴らしい戦いに拍手とエールを贈りたい。


また、滝川第二のチームカラーが好きでよく球場へ応援に行きました。

今年のチームは機会がなく秋も春も、そして今夏も見ることができませんでしたが・・・。

昨年一度、滝川第二高のグラウンドへ行ったことがあり、あの時に礼儀正しく挨拶してくれた選手たちの最後の夏。

ぜひがんばって甲子園へ。

滝川第二のエース佐藤投手はARROWS出身。

ARROWS元監督さんやご関係者も喜ばれておられることでしょう。

その元監督さんの息子さんがコーチとなり、滝川第二を導かれておられる。

何かご縁を感じます。

加古川北は、相手違えど昨夏の悔しい想いを晴らすべく・・・

滝川第二はようやく掴んだあと一歩の大舞台に・・・

両校の全力の熱い戦いとなることでしょう。

念願の甲子園まで、あとひとつ。

二年半共に汗流した仲間と、二年半一生懸命練習してきたことを全て出し切り

甲子園きっぷを掴んで下さい!

明日は残念ながら決勝を球場で応援することはできませんが、速報を見ながら応援したいと思います。

両校の健闘を祈ります。ガンバレ!!


兵庫の夏 準決勝対戦結果

ほっともっとフィールド神戸

準決勝 第1試合

チーム
加古川北
関西学院

加古川北 西嶋 - 渋村
関西学院 木村(1回)-長谷(3回)-石丸 - 河合-川畑

~兵庫県高校野球連盟試合速報より~
1回表加古川北:1番渋村ライト線2塁打、2番山本のバントの送球が乱れる間に2塁走者が生還。
1死後山本が2塁へ盗塁、4番後藤は四球、5番村上は4エラー出塁、その間に2塁走者が生還し2点目。
2死2.3塁から7番渡邊の7前ヒットで3点目をあげる。
1回裏関西学院:1番江川右中間3塁打、1死後3番八木の内野安打で3塁走者生還。
4番久保7前ヒットで1死1・2塁としたが、5番中田の3-6-3のDPで攻撃終了。
2回表加古川北:先頭打者西嶋が8前ヒット、9番安東の犠打で2塁進塁、
1番渋村7前ヒットで1死1・3塁から2番山本のスクイズで4点目(1塁走者が3塁へ進塁)、
3番別井の内野安打で5点目を得点。
2回裏関西学院:2死後安達が四球で出塁するが無得点。
3回表加古川北:三者凡退。
3回裏関西学院:1番江川四球、2番辻本の犠打で1死2塁としたが無得点。
4回表加古川北:先頭打者渡邊が9前ヒット、西嶋の犠打で1死2塁、2死後渋村が四球と盗塁で2死2・3塁とし、2番山本の内野安打で6点目を得点。
4回裏関西学院:1死後6番川畑の7前ヒット、2死後代打鈴木が四球で出塁(2死1・2塁)代打横山のP強襲ヒット(2死満塁)としたが無得点。
5回表加古川北:三者凡退。
5回裏関西学院:三者凡退。
6回表加古川北:三者凡退。
6回裏関西学院:先頭打者中田が四球で出塁、川畑の内野安打で無死1・2塁、上田の犠打で1死2・3塁と攻めたが無得点に終わる。
7回表加古川北:三者凡退。 7回裏関西学院:先頭打者江川が内野安打で出塁、2番辻本の犠打で1死2塁としたが、無得点に終わる。
8回表加古川北:三者凡退。
8回裏関西学院:2死から代打佐々木を起用するが、無得点に終わる。
9回表加古川北:先頭打者渡邊が四球出塁。
8番西嶋の犠打で1死2塁。2死後1番渋村の8前ヒットで2塁走者が生還し7点目を得点しリードを6点差とした。
9回裏関西学院:代打外山を送り反撃を試みたが無得点に終わる。


準決勝 第2試合

チーム
滝川第二
報徳学園

滝川第二  田中(健)-佐藤 - 大杉
報徳学園  大力 - 中村-松谷

~兵庫県高校野球連盟~
2回裏、報徳学園、伊知地・岸田の連打で一死1・2塁、
二死後滝二はエース佐藤投入も佐渡友の右前打で報徳先制。
3回表、滝二、森の右前打などで二死2塁も同点ならず。
4回表、滝二、先頭馬場の左中間2塁打、澤田の犠打三失で無死1・3塁、一死後押部のスクイズを投手が本塁悪送球で滝二同点。
7回表、滝二、先頭押部の中前打、竹上の犠打で二進、二死後、森の左前適時打で滝二逆転。
8回裏、報徳、片濱の左翼線2塁打も同点チャンス生かせず。
9回裏、二死後、佐渡友の中前打などで二死1・2塁と逆転サヨナラの走者を出すも後続断たれる。
接戦を制した滝川第二は決勝進出。