甲子園きっぷ  yama’s stadium☆彡

~球児たちの あしあと~

2014 夏☆高校野球 兵庫大会 6日~相生学院vs高砂南~ ~加古川東 vs 三田学園~観戦記

2014-07-08 | 2014 夏☆甲子園

夏!高校野球 兵庫大会2日目

第一試合「相生学院 対 高砂南」 

第二試合 「三田学園 対 加古川東」の二試合が行われました。


「高砂南 巽投手」


朝から雲行きが怪しい天候でしたが、第一試合は雨の影響は殆どなかった様で、

私は第二試合の三田学園と加古川東との対戦から応援することとなりました。

スタンドに上がった時には、第一試合9回表 相生学院2-7高砂 

相生学院が5得点を追う最終回、1死ランナーなし・・・という場面でした。

打席には7番小橋川選手・・・サードフライに倒れ2死


8番杉山選手が四球で出塁・・・2死1塁






杉山選手をホームへ何とか返したい気持ちを代打 藤森選手に込めて・・・






しかし、高砂南 巽投手の、この一球・・・に三振


高砂南が初戦勝利を飾りました。




高砂南の選手のみなさん!初戦勝利おめでとう^^

高砂南の選手全員、綺麗に刈られた頭に、この夏に懸ける想いが伝わってきました。











相生学院の選手のみなさん、お疲れさまでした。

2年半、がんばった自分を想い返し、ゆっくりでいいと思います・・・

気持ちをクリアにして、これからもがんばって欲しいなぁと思います。



第二試合の準備が始まる頃、パラパラと小雨になり、後半戦には雨も強くなりつつありましたが、最後まで無事試合が行われ良かったです。

三田学園と加古川東との一戦・・・

この試合は投手戦となり、一つのミスが勝敗を分けてしまった対戦となりました。



先攻 三田学園、後攻 加古川東

加古川東 木村(竜)投手


三田学園 先発は樽井投手


両投手のテンポ良い投球や、両チームの守備も輝く物があり、終わってみれば共に5安打、エラーも1づつ・・・

ただミス後の加古川東の光る守備が一つ抜きに出た対戦だったなぁの感想です。


三田学園の前半の攻撃を振り返ると、単打3本に留まり2回に2死1.3塁とチャンスはあったのですが、

加古川東の木村投手は上手かった・・・。

その他のイニングではセカンドベースを踏ますことなく、木村投手の好投光る前半戦、

そして、今日印象に残った加古川東 ライトを守る原選手のガッツあるファインプレイや、

内野陣のフィールディング素晴らしいプレイに抑えられたなぁという感想です。

ただ・・・三田学園の選手たちのフルスイングはとても素晴らしく、後半に生かされたら良いなぁと思いながら見守りました。

2回の攻撃で頭付近に死球を受けた三田学園の中小路選手。


元気にレフトへ走って行く姿に、加古川東スタンドから一番大きな拍手が贈られました。

大事なかった様で最後までプレイができて本当良かったです。




加古川東の前半の攻撃では・・・

初回、先頭 木村(兼)選手の内野安打から、2番小川選手が送って1死2塁・・・




3番高橋選手の打席
2B2Sから投じられた一球は抜けてセンター前に・・・


内野手が懸命に飛び付きましたが、グラブにかすめたのかな・・・

素人の私が見ればタイムリーヒットに見えたのですがエラーとなり先制。







この一得点が決勝点・・・打球が鋭く難しい線に飛んで行った・・・

結果、エラーとなったしまいましたが懸命にプレイした結果ですよね。

胸張って欲しいなぁと思います。


加古川東、先制の後の攻撃では、樽井投手の踏ん張りと、内野手の好判断でランナーを進めることなく、

三田学園は1得点を争う後半戦へと入っていきます。


後半戦・・・

三田学園の攻撃では、6回1死から3番芳岡選手が四球で出塁・・・1死1塁

4番亀本捕手が2B2Sから一球粘ってライトへ返します。


しかし、その後の木村投手の投球は気迫溢れていて5.6番と二者連続三振。

ここまで初回から8奪三振(見逃し2)


7回、1死から8番山口選手(14)に死球を与え1死1塁・・・

余談ですが・・・シートノックの時、山口選手の身体能力の高さにその姿をずっと追いかけてしまいました。

野球小僧!って雰囲気を持った球児です^^。

小柄ですが、彼の身体全体から野球が好き!ってオーラがありました。

山口選手には、ぜひこれからも野球を続けてもらいたい・・・そんな風に感じる素敵な選手でした♪


そして試合の続き・・・

9番鬼塚選手がライトへ大きく飛ばしましたが、今日一番守備光っていたライトの原選手がしっかりとキャッチ!

三田学園はランナーを進めることができませんでした。

原選手の守備は本当に上手い! よく練習しているんだなぁと思いました。


8回表・・・先頭2番金子選手 サードゴロがグラブを弾きエラーとなり出塁。

3番芳岡選手が送った打球はピッチャーの元へ・・・

木村投手の判断力は本当素晴らしく、4-3のWプレイとなりランナーがなくなります。


9回にも6番樽井選手がセンター前に弾き返しましたが、7番上垣選手(17)のサードゴロから4-3のWプレイ。






1得点を争う僅差のゲーム、この2つのWプレイは小さな流れも渡さない素晴らしいプレイだったと思います。

三田学園は8番に代打 福井選手(5)を送りましたが、最後は踏ん張り抜いた木村投手のグラブに収まり試合修了。




1-0・・・木村投手が5安打完封、加古川東が初戦勝利を挙げました。





第一試合の高砂南ナインと同じ様に、三田学園の選手の容姿、髪を綺麗に整え挑んだ夏の大会初戦、

三田学園ナインにとって悔しい結果となってしまいましたが、樽井投手も本当よく踏ん張り、守備陣も丁寧にアウトを積み重ねていった印象です。

ほんの少しの差で勝敗は分かれてしまいましたが、とてもとても良い対戦だったと思います。

素晴らしい戦いを魅せてくれた両チームに心から拍手を贈りたい。



対戦後、勝利した加古川東ナインを称え整列する三田学園の選手の姿を観ていて、

夏の終わり・・・

応援する者にとっても、やはり込み上げる物がありました。




対戦の中、球児たちのに表情に心感じる、印象に残る場面がたくさんありました。

仲間の想いを背負い戦う選手たち・・・


自分の役割を一所懸命果たす選手たち・・・
















いいプレイが出た時の選手達の表情・・・






マウンドに集まった野手達の表情・・・


スタンドの選手達が懸命に応援する姿・・・






たくさん、たくさんありますが、一番印象的だったのが、三田学園の木村投手かな・・・


木村投手は毎回マウンドに上がる度、帽子を脱いで一礼するんです。

礼儀・・・それもあるかもしれないけど、こうして今まで、自分自身の心を落ち着かせてがんばって来たのだろうなぁと感じます。

そして対戦後、高校野球、三田学園でのバッテリー最後の時、二人がグラブを合わせ、並んで下がって行く背中に

仲間って本当にいいなぁって思う気持ちでダウンする姿を観させて戴きました。









一つひとつが彼らにとって大切な最高の思い出ですよね。

高校野球って本当に素晴らしいなぁと、選手たちの姿を見てそう思いました。

三田学園の選手たちは、高校野球は終わってしまったけど、まだまだ続く長い道で、この素晴らしい経験を生かし

ぜひ頑張って欲しいなぁと、そう思います。


加古川東の選手たちには同志の分まで更にがんばって勝ち進んで欲しいなぁと思います。

加古川東は12日、神戸国際大付との2回戦に挑みます。

がんばれ!加古川東球児!

おつかれさま!三田学園球児!

本当に素晴らしい対戦をありがとう

第96回 全国高校野球選手権兵庫大会 相生学院vs高砂南、三田学園vs加古川東

球児たちのがんばりをmy photo albumⅡにUPしました。

小雨降るお天気が悪い中の撮影で、いつにも増して綺麗な画像ではないですが、

良ければ球児たちのがんばる姿を見てあげて下さいね^^。


今週末12日からは平日にも対戦が組まれており、一気に4回戦まで進んで行きます。

私の野球の息子たちのチームも来週初戦を迎えます。

二年半、楽しみにずっと待っていた時がようやくやって来ました。

一所懸命応援したいと思います。

来週は嬉しい忙しさになりそうです^^。