先日、兵庫大会2回戦、高砂と東播工業との対戦を応援に行きました。
この日は、姫路球場で行われた姫路南と北条との対戦を応援して、ダッシュで高砂球場へ移動。
回戦が進む度、重なるんですよね・・・。
出来る限り野球の息子たちの、そして仲間の・・・この夏のがんばっている姿が観たい!
そんな気持ちで走り回っている私は暑さ対策もすっかり忘れて、昨夏の日焼けが元に戻った腕も、また真っ黒になっています^^;
高砂球場、第一試合の明石西と加古川北との対戦がコールド試合となったので、第二試合が繰り上げになり
スタンドへ上がった時は1回表 高砂の攻撃が終了したところでした。
高砂球児、夏の初戦・・・三田祥雲館との対戦を応援させて戴いたのですが、あの時は逆スタンドからの応援で
浜ちゃん以外、選手のみんなの事は全く知らない中での応援でした。
浜ちゃんからあの夜、選手の写真はあるかな?と連絡をもらったんですが、あの日は網に負けて^^;
だから今日は、もっと選手たちの姿を残してあげたい!と思っての応援でした。
浜ちゃんから問い合わせのあったサードの畑選手・・・
写真楽しみにしてくれてたんですよね~^^;アリガトウ♪
高砂球場では応援スタンドが3塁側ベンチだったのでラッキー!と思い、前半は1塁側三塁と本塁線上、
いつも私が観戦する定位置からの応援で、サードの畑選手は目線の先に。
この前は上手く撮れてなかったから、今日こそは!と意気込んだんですが・・・。
でもね~意識するとダメなんですよね
写真を見てガッカリm~~m
ごめんね~はたぼ~の打席ピンボケなんだなぁ~><;
でも、ちゃんと畑選手のがんばった姿は薄っすら残ってるからね~モノクロに加工して残しておいたよ^^
これもまた何か味のある畑選手の2014年夏の姿だと私は思うので残しておこう~^^。
話しは対戦に戻して・・・
この対戦が行われたのは7月16日・・・今日は7月20日・・・4日が過ぎました。
応援させて戴いた対戦は、出来たら帰ってその日に、無理な時もできるだけ早く、私の観た対戦中の色々が鮮明なうちに
書く様にしているのですが、高砂球児たちが夏の終りを迎えた対戦となり、夏を終えた球児たちに色んな想いはあるのですが、
この対戦はいつもと気持ちの事情が違い、ここに書く勇気、気持ちになかなかなれなくて今日になってしまいました。
今まで、知ってる選手のいる対戦は必ず逆スタンドから応援すると決めて応援スタンドを決めてきました。
この対戦も同じ様に逆スタンドで応援していたのですが、間近でスタンドの3年生の記憶を残してあげたい気持ちがあって
後半は高砂ベンチ側応援スタンドの中、応援団の真上で観ることにしたんです。
応援団のこんな近くで試合を観るのは初めてのことで、一所懸命応援という『プレイ』でがんばる選手たちを観て、
私は感動というのとは違う気持ちになってしまいました。
随分前にも書いたことがありますが、スタンドの3年選手たちは夏の予選が始まる前に、
私には知り得ない深い葛藤があったことだろうと思います。
その葛藤や辛さを乗り越え切り替えて、本当に素晴らしい応援という『プレイ』で、
チームが一丸となって夢甲子園を目指す姿は何より輝いていて、私はそんな気持ちとプレイを観た時に、
試合の流れも分からなくなるくらい、その姿を気が付けば観てカメラを向けている自分がありました。
そして対戦は、そんな彼らの夏の終りを告げる試合修了のコール・・・
スタンドの選手の目から溢れ輝くものがあり、それを見て敗れた悲しさ残念さは勿論ありますが、
間近で観ていたのもあって、表現も難しい気持ちになってしまって今に至ります。
今こうして書きながら、またあの日の気持ちに戻ってしまって、なかなかキーボードが押せません。
あの瞬間の選手たちの涙が胸の中から消えず、がんばった姿を残してあげたいという気持ちが大きいのですが
自分の気持ちをどう書いていいかとても迷い、書けずに今日まで来ました。
書こう・・・という気持ちになれたのは、今日、浜ちゃんと同期の お~ちゃんの姫路南の試合があったので浜ちゃんも応援に来てくれ、
対戦後、浜ちゃんと、そして一緒に今日来てくれた井口選手と色んな話しをする中で、私が書けない・・・と話しをすると
ある選手がブログチェックしてますよ~と聞いて、楽しみにしてくれていたんだと、
『もっと追いかけて欲しいからがんばる!』の言葉を思い出して、せっかく浜ちゃんのお陰で出逢った高砂球児たちの
この夏の終わりは、ちゃんと残してあげないとっていう気持ちになり、こうして書いています。
日にちが空いてしまい、気持ちもあの日のまま時が止まってままの自分で、
こうして書いていてもどう残してあげようか・・・と悩みながら書いています。
いつも付けているスコアも、そんな状況の中での応援でちゃんと記録できていないので
私の記憶を辿りながらですが、少し対戦を振り返ります・・・
この対戦、高砂が先発、東播工業が後攻
高砂 先発 苔縄投手
東播磨先発 天野投手
1回裏に東播工業の3番高林選手の2ランホームランが飛び出し先制パンチを浴び、
高砂にとっては初回から苦しい状況に置かれた対戦でした。
東播工業ベンチ近くのスタンドで応援していたのですが、東播工業のスタンドの選手たちの応援も、鳥肌が立つくらい凄かった・・・
ここにもスタンドで応援プレイする三年選手は多くいるだろうと思いながら、元気百倍の応援の横で対戦の行方を観させて戴きました。
取られた二得点を奪い返すべく挑んだ2回表 高砂の攻撃は三者凡退に終わり・・・
その裏、2回裏 東播工業の攻撃・・・
先頭6番 喜多川選手が初球をセンターに・・・高砂川西選手ののナイスプレイで1死となると・・・
7番矢野選手が四球を選びます。
8番不断選手が送りバントが内野安打となり1死1・2塁
更に9番瀧選手が送り2死2・3塁 東播工業は追加を奪うチャンス
ここで高砂は先発苔縄投手から大西投手(18)に継投となり・・・
大西投手での初打席には先頭1番藤本選手
フルカウントからの、この一球・・・三振! 大西投手ナイスピッチングでしたよ^^
東播工業は追加点を奪う事が出来ず大きなチャンスを逃し、高砂はピンチを切り抜けます。
大西投手のナイスピッチングで良い流れになるといいなぁと観ていた3回表 高砂の攻撃・・・
一死から、この回 足がチャンスメイクとなった9番畑選手の登場です^^。
セカンドに飛んだ打球は畑選手の足が勝り内野安打、先頭酒本選手の2巡目の打席と良い形で繋ぎます。
この打席の写真が先程のコレ~~;
畑選手への牽制が大きく逸れ、ナイス走塁で一気に3塁へ到達・・・1死3塁 ナイス走塁でしたよ!
ナイス走塁を魅せてくれた畑選手に笑顔が弾けました^^。
酒本選手が四球を選んで1死1・3塁・・・大チャンスが到来です。
2番川西選手(15)のセカンドゴロ間に畑選手がホームへ帰り1得点を返しましす。1-2
更に3番久保選手が死球で2死1・3塁とチャンスは続く中、迎えるは4番小林選手
観ている私も緊張の打席、1B1S・・・そして3球目
4番の意地がレフトへ飛び同点タイムリー!2-2 ナイスバッティング^^
そして、久保選手は果敢に2ベースを狙いましたが、レフト高林選手の返球が勝り、勝ち越しならず。
しかし久保選手の一発で、先制ホームランの衝撃から降り出し、両チーム仕切り直しとなりました。
その裏 3回東播工業の攻撃・・・
2番川上選手が初球をレフトオーバーの2ベースヒット!
3番高林選手が死球で無死1・2塁
色んなことが出来る場面、しかし2者が倒れ打席には6番喜多川選手・・・死球
この回二つ目の死球で2死満塁と東播工業は大チャンスが到来、高砂は大ピンチとなってしまいます。
大西投手は踏ん張り所、久保捕手に声を掛けられ、こうして写真を見ると自信に溢れた表情をしてますよね。
打席は7番矢野選手 B/S/B・・・四球目がショートへ転がり三者残塁か?!と思った送球が逸れてしまい1得点を勝ち越し。2-3
ここは打ち取った場面だったので高砂にとって痛いミスとなったなぁの感想です。
更に2死満塁、ここは大西投手が上手く打ち取り三者残塁という結果に終わった3回裏。
4回表 高砂の攻撃
先頭5番廣瀬選手が四球で出塁
6番谷選手がライト前へ運び無死1・3塁
この対戦はもしや打撃戦になるのかなぁ~と予感した、この谷選手の打球
1死1・3塁 代打 金岡選手(16)の登場です。
1死1・3塁・・・一球目・・・B 2球目スクイズが決まり、またまた試合は降り出し3-3
金岡選手もセーフとなり更に1死1・2塁と勝ち越しのチャンスでしたが、9番畑選手、1番酒本選手と倒れ二者残塁
矢野投手は再三のピンチを1失点に留めます。
この裏、東播工業の反撃が始まります。
4回裏 東播工業の攻撃
先頭9番瀧選手が死球で出塁
1死後、2番川上選手がレフト前へ・・・1死1・2塁
打席には先制ホームランを放ったパワーヒッター3番高林選手
2B1S~左中間を抜く2点タイムリー3ベースヒット!
圧巻の素晴らしい一打で2得点勝ち越し、高林選手4打点目。3-5
続く4番小原選手もセンターへ運び、3番4番2打席タイムリーで更に1得点
東播工業の後半・・・
6回には1番藤本選手が四球で出塁、スチールと2番川上選手のセンター前ヒットで無死1・3塁
この川上選手、これで第1打席は送り役でしたが、後の3打席3安打、3・4回の得点に関わるきっかけを作ったバッティングセンス溢れる選手です。
この対戦、キーマンとなった4巡目を迎える3番高林選手の打席
この場面、どう高林選手が向かうのか楽しみでもあり、ドキドキでもあり、とても興味深い打席となりました。
結果は、2B2S~ショートゴロに取りWプレイ!
いいプレイが出た時の選手たちの笑顔は最高ですよね^^
後半は単打、死球などランナーを得点圏に置きましたが、2死2塁からの4→5へのスチールを阻み、
4回から継投した2年生ピッチャーの塩月投手が要所を抑えて5回以降得点を与える事なく終えました。
好守で残す回、流れを掴んで反撃を楽しみにした3得点を追う高砂の後半戦
6回には先頭でもらった四球で1死2塁と得点圏にランナーを進めますが後続が続かず
7・8・9回と全て三者凡退に倒れ、高砂球児たちの夏の終わりのコールが響きました。
その瞬間、野球の息子 浜ちゃんと高砂球児たちの夏が終わってしまったなぁと、表現し辛い何とも言えない気持ちになりました。
正直に、もっともっと高砂球児たちの野球が観たかったなと、夏の終わりの切なさを感じました。
今回こうして間近で応援させて戴くことができたのは、高砂球児と親御さんの雰囲気がとてもフレンドリーで、
自分のする応援を受け入れて下さったお陰かだと、本当に感謝しかありません。
少しの応援しか出来ませんでしたが、高砂球児たちの熱い夏は私にとっても思い出深い2014年夏の一頁となりました。
高砂高校硬式野球部の選手のみなさん、そしてご父兄のみなさん お疲れさまでした。
高砂球児3年生のみなさんへ・・・
高砂高校野球部で2年半、笑い泣き、嬉しかった事も、迷った事も、辛かった事も、悲しかった事も色々なことがあったと思います。
それも、良き仲間とこうして出逢え、共に最後までがんばれたからだと思います。
一所懸命立ち向かう姿が光輝いていましたよ!
素晴らしいキャプテンシーを魅せてくれた応援団長の松尾選手 お疲れさま!
元気印の村上選手をはじめハチマキ3年生選手のみなさん!そのパワーが仲間に力を与え続けたんだと思います。
唯一話しができた、いぐっちゃん!今日はありがとう!
浜ちゃん!いい仲間に出逢えて本当良かったなっ!
高校球児として仲間と一緒に過ごす時間は終わってしまったけど、これからも良き友、仲間として、またこの熱い夏を笑って語りあえる様、
それぞれの道に向かってがんばって欲しいなぁと思います
高砂球児のみなさん、ご父兄のみなさん 素敵な夏の思い出ができました。
本当にありがとうございました
最後に浜ちゃんへ・・・
中学一年生の時に出逢い3年間、毎週のように、誰かのお母さんみたいに一緒に過ごした日々は本当に楽しかったです。
社会人野球都市対抗を観に行ったり、甲子園にも高校野球を観に行ったこともあったよなぁ~
浜ちゃんが、その高校球児になって一年生の秋の県大会、キッピースタジアムに応援に行った時、
初めてTAKASAGOのユニホームを着てグラウンドに立つ姿を観たあの日は忘れる事が出来ない嬉しい一日となりました。
中学で出逢った仲間の中で、高校野球を最後まで続けられるかなぁ~と一番心配したのは誰でもない浜ちゃんでした。
その浜ちゃんが最後まで高校野球を辞めないで続けた事、それが何より嬉しいです。
一つの事を、最後までやり遂げるという事は、とても難しい事。
高校野球の中で、どんな事を感じて、どんな事を吸収したのだろう・・・か。
これから先の道、自分の思う道で、この高校野球で過ごして感じ学んだ事を活かすのはこれから。
それは浜ちゃんだけじゃなく、全ての選手にも伝えたい。
諦めないこと、一つのことをやり遂げること、努力することや、人を想う気持ち、忘れないでがんばってもらいたい。
浜ちゃんは、やっぱりあの時の浜ちゃんで、またそれが浜ちゃんらしくていい^^;
これからも、浜ちゃんやなぁ~と、みんなから慕われる大人になって行って下さい。
野球の母役も、そろそろ役目は終わりかなぁと少し寂しくもあるけど、たくさんの思い出ができ、
浜ちゃんの成長が観られたことが何にも替えがたい嬉しさと、私の大事な思い出の夏となりました。
また時々、近況も知らせて欲しいなぁ~と、そして初任給でご馳走してくれるの楽しみに待ってます^^*笑
最後に、お父さん、お母さん、そして浜ちゃんの野球で少なからず寂しい想いもしただろう弟へ
感謝の気持ちを心に込めて、残る高校生活を山登り、自転車でどこかに行ってしまう・・・ことばかりせず^^;笑
最後までがんばって下さいねっ!
がんばれ!浜ちゃん
PS・・・ 第96回 全国選手権 兵庫大会2回戦 高砂vs東播工業 my photo albumⅡにUPしました
選手たちのがんばりを、ぜひご覧くださいね