11月9日開幕の明治維新百五十年記念 第49回明治神宮大会の出場10校が揃いました。
出場校の選手のみなさん おめでとう!
各地区を勝ち抜いたチーム同士、選抜甲子園の前哨戦となる明治神宮大会も楽しみですね。
各地区へ選抜の神宮枠を持って帰る大きな夢も懸けて
10校の選手のみなさん 頑張って下さい
明治維新百五十年記念 第49回明治神宮大会 対戦組み合わせ
近畿球児の秋は、京都 龍谷大平安と兵庫 明石商業との延長12回の大接戦を
龍谷大平安 多田捕手の気持ちこもった一打でサヨナラ勝利し、5年ぶりに秋近畿王者へ返り咲きました。
決勝直前まで、向かいのG7で神戸市親善大会を観戦し終了した頃
ほっともっとからは決勝の雰囲気を感じるスタンドからの選手の声が聞こえていて
このまま決勝を観て帰ろうか・・・と思いましたが、一人でゆっくり観たいなと思い
帰って録画で観戦させていただきました。
龍谷大平安 野澤投手は前日の準決勝101球からの連投(7回完投)でしたが、
決勝は179球を投げ込んで11安打1失点完投。
疲れもあったと思いますがそれを見せない力投でした。
明石商業 宮口投手も本当に最後までよく投げ抜きました。
両チームの野手も、12回の大投手戦接戦に失策は終盤のひとつづつかな。
互いによく守りました。
近畿決勝に相応しい素晴らしい気持ちのぶつかり合いの戦いに大拍手でした。
延長戦に入っても両者譲らない展開でしたが、12回ついに明石商業が明石商業らしく
スタンドの選手たちからまず空気を作り、見事な先制攻撃でした。
先制点を挙げ、裏を守りぬくと初の神宮大会出場は目の前。
守備も良い明石商業は守り抜けるか・・・
緊張の場面でしたが、四球、犠打、敬遠四球・・・簡単には終わらなかったですね。
龍谷大平安 多田捕手は12回の守備での戸惑いのミスを抱えたままの打席だったと思いますが
原田監督さんの試合後の言葉にあったように気持ちが強かった!
12回の攻防は、両チームの監督さんの様子にも対照的なものを感じました。
甲子園常連校 龍谷大平安 原田監督さんは終盤の緊迫の展開にもどっしり落ち着かれている表情。
その展開にも選手を信じ、逆に楽しまれているような微笑みも見えました。
明石商業 狭間監督さんは、いつも選手とグラウンドの中で一緒にプレイしている感じ・・・
そう表現するのがいいのか分からないけど、身体いっぱいに選手と一緒に熱かったですね。
明石商業は本当惜しくも準優勝という結果にはなりましたが、
現在兵庫の絶対的先頭に立つチームらしく近畿大会でも勝負強さを多く魅せてくれました。
どちらが勝ってもおかしくない両チームの頑張り、紙一重の素晴らしい決勝戦でした。
閉会式で、「近畿のみんなで龍谷大平安を応援しましょう」という言葉がありましたが、
龍谷大平安には神宮大会でも優勝を目指し、近畿に夢もうひと枠を
7校で選抜甲子園開幕を迎えられるよう応援したいと思います。
龍谷大平安の選手のみなさん 優勝おめでとう
明石商業の選手のみなさん 素晴らしい秋をありがとう!
準優勝おめでとう
両校の選手のみなさん お疲れさまでした。
全国全地区の秋は終了し、今週9日に開幕する明治神宮大会出場10校が揃い
対戦組み合わせ校が決まりました。
各地区、選抜もうひと枠、もうひとつ夢を懸けて
10校の選手のみなさん 頑張って下さい
2018年 秋季近畿大会 決勝 対戦結果
秋季近畿大会決勝 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
明石商業 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
龍谷大平安 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2× | 2 |
明石商業 宮口 - 水上 .
龍谷大平安 野澤 - 多田
兵庫県高校野球連盟試合速報より
1回表明商:2番水上、3番重宮の連続中前打で1死一・三塁と先制の好機を迎えるが三振とスタートを切った三塁走者がタッチアウトとなり無得点。
2回表明商:6番河野の中前打、死球で2死一・二塁と攻めるが無得点。
2回裏平安:2死から6番三尾の内野安打、7番羽切の右前打で2死一・二塁とするが無得点。
3回表明商:2四球で1死一・二塁と攻めるが併殺で無得点。
3回裏平安:1番中島の中堅への二塁打、死球で1死一・二塁とし2死後4番水谷が内野安打を放つがオーバーランした走者が挟殺され無得点。
4回表明商:四球、犠打、8番清水の左前打で2死一・三塁とこの回も得点圏に走者を進めるが無得点。
4回裏平安:2死から四球で走者を出すが無得点。
5回表明商:2死から3番重宮が中前打で出塁するが無得点。
5回裏平安:1死から1番中島の中前打が内野ゴロの間に二塁まで進むが無得点。
5回を終了して両チーム5安打ずつの息詰まる投手戦で試合は後半へ。
6回表明商:2死から7番岡田が中前打で出塁するも無得点。
6回裏平安:4番水谷が右中間安打を放つも2塁でタッチアウト。5番奥村の右前打、盗塁で1死2塁とするも無得点。
7回表明商:2死から2番水上が左中間2塁打を放つも無得点。
7回裏平安:2死から1番中島が左前打を放つも無得点。
9回を終わり両チーム無得点で延長戦に入る。
10回表明商:3番重宮の右前打、4番安藤の左前打で2死1・2塁とするも無得点。
11回表明商:2死から8番清水がレフトオーバー2塁打を放つも無得点。
11回裏平安:2四球、死球で1死満塁とするも無得点。
12回表明商:敵失、犠打の1死2塁から3番重宮がレフトオーバータイムリー2塁打を放ち待望の1点が入る。
12回裏平安:四球、敵失、犠打、敬遠四球で1死満塁、2死満塁となるが3番多田が右中間に2点タイムリーヒットを放ち逆転サヨナラゲーム。
龍谷大学付属平安高校は優勝を決めた。
最後まで粘り強く戦った明石商業高校は惜しくも敗れ準優勝となった。