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~球児たちの あしあと~

2018 神戸市立高校親善大会 決勝 須磨翔風vs神港橘 観戦記~後半戦~

2018-11-21 | 高校野球

前半戦を終了し2-0

須磨翔風が一歩リードを取るものの、北村投手に苦戦していた神港橘も中盤以降、徐々に反撃へ・・・

後半戦はさらに見応えある攻防になりました。

2018年 神戸市立高校親善大会 決勝 須磨翔風vs神港橘 観戦記~前半戦~


後半戦のスタート。

6回は互いに流れが行ったり来たり・・・

1得点差 次の1得点が大きな得点になりそうな展開です。

6回表 須磨翔風の攻撃

先頭は、6番藤中選手が初安打 ライト前ヒットで出塁!

7番水谷投手の打席、藤中選手は先を狙いますが三木捕手のナイス牽制でランナーが無くなります。







水谷選手の打球にはミスを誘い、再びランナー出塁。

8番北村投手がピッチャー前へ送りバントし2塁へ進めますが

9番満永選手をライトフライに。











6回裏 神港橘の攻撃

神港橘も先頭9番三木捕手がセカンドへの内野安打で出塁

1番中井選手のピッチャー前犠打に、北村投手がナイスフィールディング!

二塁フォースアウトを取り、一塁ランナーが中井選手へ替ります。



満永選手が元気にガッツポーズ 笑

続く2番市村選手がレフト前ヒット!



1死1、2塁となり3番斉藤選手のサードゴロに二塁フォースアウト!



1、3塁と替りチャンスに4番木野元選手の打席

ボークを誘い1得点を還します。2-1







木野元選手を三振に取りスリーアウト。

神港橘は7回表 勝投手より杉本投手(10)へと継投

打順は先頭に戻り一番井上選手をファーストゴロ

2番橋本(紹)選手をサードライナー

2死となり3番堂本捕手がライト前ヒットで出塁すると、盗塁で2死2塁と進み

4番橋本(啓)選手の初安打がセンター前へタイムリー!3-1









さらに橋本(啓)選手の盗塁、5番下司選手が選んだ四球

6番藤中選手の打席にはダブルスチールを決め2死2、3塁







翔風が一気に流れを掴むかな・・・という空気の場面

杉本投手もよく踏ん張りました!

藤中選手をサードゴロに。





7回裏 神港橘の攻撃

岡田選手のいい笑顔が網に負けてボケてしまったごめんね



5番山城選手をファーストゴロ

6番濱田選手をセカンドゴロ

7番広瀬選手のセーフティーバントは惜しくアウトに。

8回表 須磨翔風の攻撃

先頭7番水谷選手が四球を選び出塁

8番北村投手を迎えたところで、神港橘は杉本投手より片山投手(16)へスイッチ

北村投手のピッチャー前への送りバントに二塁フォースアウト







9番満永選手の初球ピッチャー前送りバントが成功

2死2塁と進めますが、1番井上選手をショートゴロに

8回裏 神港橘の攻撃

先頭は8番 継投した片山投手の初打席 

初球をピッチャー前へセーフティーバントしますが1死



9番三木捕手をショートゴロ

1番中井選手を三振に

2イニング連続で三者で抑えます。





9回表 須磨翔風の攻撃

先頭2番橋本(紹)選手が内野安打で出塁

3番堂本捕手のショートゴロにダブルプレイ!





4番橋本(啓)選手がセンター前ヒットで再びランナーが出塁し

5番下司選手の死球でランナーが溜まったところで

6番藤中選手のセンターをオーバーする2点タイムリー3ベースヒット!









大きな2得点が入りました。5-1



神港橘はここで杉本(雄)投手へ継投し、7番水谷選手をセカンドゴロに捕りスリーアウト

流れが傾いている中、3塁にランナーを置いての継投は、やはり緊張と重圧も大きいものですよね。

こういう一つの経験が、また自分の自信となる。

杉本投手よく守りました。







4得点を追う神港橘

これで終わるわけにはいかない9回裏の攻撃

粘りがみられます。

北村投手の毎イニングのこの姿がとても印象に残ります。

こういう姿も歴代の中で1番素晴らしいと思った投手です。

先頭は2番市村選手がレフト前ヒット!



市村選手2安打目 ナイス先頭ヒットでした!

続く3番斉藤選手の打席

市村選手が盗塁を試みますが堂本捕手が阻みランナーが無くなります。

しかし斉藤選手のライト前ヒットで再びランナーを作ると

4番には代打 西田(愛)選手(17)が送られます。



斉藤選手の盗塁に送球ミスを誘い、斉藤選手は三進 チャンスを広げます。



西田(愛)選手のセカンドゴロ間に斉藤選手が還り5-2

須磨翔風はここで北村投手から帯屋投手(18)へ継投

5番にも代打 西田(光)選手が送られ、神港橘はもう一度ランナーが出て欲しい場面。

しかし帯屋投手の踏ん張り!

ショートゴロに抑え、5-2 須磨翔風が勝利した対戦でした。







須磨翔風は、前々年は阪神タイガースで活躍する才木投手、

昨年は2枚エースの岡坂、菅井投手。

そして今チームには北村投手をエースとし毎年良いチームが創られていますね。

北村投手の秋に増してパワーアップしたピッチングや、新チームの創る雰囲気はここ数年で1番!

また春の翔風を楽しみに応援に行きたいと思います。


神港橘も勝投手は力強い投手で、冬に更に力を蓄えて春が楽しみな投手です。

神港橘は投手陣も多彩充実していますね。

この対戦では最後まで粘りの攻撃も魅せてくれ見応えある決勝戦で、

両チームの春がまた楽しみになる一戦でした。

イッチー(村野工業で出逢った市村選手)の弟 市村選手

やっぱり私の中で愛称はイッチーだな

今年最後の高校野球試合観戦でイッチーの頑張る姿を観ることができ、

とても・・・本当・・・嬉しかったです。

最後の年、甲子園へのチャンスはあとひとつ。

またその夢を仲間と追いかけ頑張る姿を応援に行きたいなと思っています。

兄弟で繋ぐ甲子園への夢

弟イッチー がんばれ!


須磨翔風の選手のみなさんは今シーズン最後の大会で良い締めくくりができましたね。

優勝おめでとう

神港橘の選手のみなさんは2年生全員が揃う試合を観戦でき嬉しい一日になりました。

準優勝おめでとう


両チーム共、これから過ごす長い冬に力を蓄えて、

パワーアップした春を楽しみにしたいと思います。

怪我など気をつけて頑張って下さい 

今年最後の高校野球試合観戦

良い想い出になる一戦でした。

両チームが春、夏へ向かうためのステップの秋の終わりの一戦を

勝敗などはありますが、勝ち負けだけではなく温かくその頑張りを見ていただけたらと思います。


新チームの選手たちを初めて観る時には、どうしても3年生の姿が重なります。

須磨翔風 亮太組の夏、神港橘3年生の夏・・・

良い想い出となるように、これから残していきたいなと思います。