隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

上海城市新聞 Vol.25 『洛陽・龍門石窟』 (その7)

2015年06月22日 | 上海城市新聞

上海城市新聞 Vol.25 『洛陽・龍門石窟』 (その6)⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/26b94cf9cd83a0084ffaed942b765041


龍門石窟」最大の規模を誇る「奉先寺洞(ほうせんじどう)」を堪能し、「伊河(Yi He)」の川べりに降りて来ました。感動した興奮を抑える為に、小休止です。


さらに川べりを歩き、「伊河」にかかる「漫水(Man Shui)橋」を渡り、対岸の「東山石窟」に向かいます。


橋の途中から、「西山石窟」の無数の洞が見えてきます。

 

 

「東山石窟」の入場口に到着したのが、13:00。「東山石窟」は、「西山石窟」「浄土洞」の付近まで造営が及んだので、武則天末より玄宗にかけての時期に、東山でも石窟が開削されるようになり出来たそうです。


東山には、飛天が舞う姿や羅漢像のレリーフが印象的な「看経寺洞」などがあります。西山より更に高い場所に洞が彫られていて、急な階段の昇り降りの繰り返しです。


階段の昇り降りが厳しいためか、西山に比べて観光客の姿はチラホラしか見かけません。炎天下の昇り降りはキツイのですが、山の中腹から見た対岸の「西山石窟」の眺めは絶景です!


しかし、東山の石窟の殆どは動物園の様に檻で覆われ、近づいて様子を眺めることが出来ません。


それでも、檻の隙間から覗いた仏像は神秘的な物ばかりです。


汗だくになって急な階段を昇り降りして、「伊河」の川べりに戻りました。疲れ果てて、これ以上歩くのが辛いです。


丁度良い具合に、そこは電動車の出発地点です。聞けば、“售務中心(Ticket Center)”の前まで連れて行ってくれるそうです。料金は10元(約210円)。


この先には、蒋介石の別荘があった「香山寺(こうざんじ)」、唐代の大詩人“白居易(はくきょい)”の墓である「白園(白居易墓)」があるのですが、疲れには勝てず残念ながら見学を諦めて、電動車に乗りました。


電動車は、想像以上のスピードで走り、振り落とされない様に、座席脇のパイプをしっかりと握っていました。「伊河」にかかる「龍門(Long Men)橋」を渡る時は、特にスリル満点でした。


“售務中心”の前からは、再び両側が土産物店や食堂が連なる歩道を、バス停迄歩きます。


帰りは、ゆっくりと土産物店を冷やかしながら歩きました。この日は暑かったので、飲料水やアイスクリームを売る店が目立ちましたが、仏像を木彫りする店など、この場所に相応しい店もあります。


土産物屋は、ありきたりの土産も多いのですが、牡丹でも有名な洛陽らしく、牡丹にちなんだ土産もあります。面白かったのは、少林寺が近いこともあり、武術をする子供のフィギュアを売っていました。


バス停前の客待ちをしていたタクシーの乗ったのが14:35。行きと同じく30分後の15:05にホテルに戻ることが出来ました。タクシー料金は31元(約650円)でした。

 

☆続きは、上海城市新聞 Vol.25 『洛陽・龍門石窟』 (その8)で☆

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