映画 Film54 『写楽』

隊長が、これまでに鑑賞した「映画」を紹介するシリーズの第54作品目は、『写楽 (しゃらく)』をお送りします。

 

 

『写楽』は、1995年2月4日公開の時代劇映画です。配給：松竹・松竹富士。

 

「隊長のブログ」で紹介した時代劇映画の一覧は、こちらをご参照下さい 。

 

監督は、巨匠・篠田 正浩。

 

脚本が、皆川博子によるオリジナル作品。

 

江戸時代の謎の浮世絵師、東洲斎写楽を題材に、写楽研究家としても知られている故・フランキー堺が企画総指揮をし、自ら浮世絵の版元・蔦屋重三郎 (つたや じゅうざぶろう) を演じた作品です。

主役の写楽を演じたのが、真田広之。

 

尚、「隊長のブログ」では、真田広之さんが出演する作品を、これで三本を紹介したことになります。詳細は、こちらをご参照下さい 。

他の出演者は、大道芸人のおかんを演じるのが、篠田 正浩夫人の岩下志麻。佐野史郎、片岡鶴太郎、葉月里緒奈、篠井英介、余貴美子、など個性派の俳優さんが多数出演しています。

篠井英介 (ささい えいすけ) さんは、最近では 『朝ドラ「まれ」』　で、主人公 まれ の友人・一子 (いちこ) の父親を演じていますね。

その「まれ」で、塩作りの元治 (がんじ) を演じている田中泯 (みん) さん、「たそがれ清兵衛」 での浪人役は、迫力がありましたね。

話しが大部横にそれてしまいましたが、「写楽」のあらすじは、歌舞伎を観劇していた大道芸人のおかんが、役者・十郎兵衛 (じゅうろべえ) が市川團十郎の上る梯子 (はしご) に足を潰されてしまうのを、偶然に見てしまいます。

その後、おかんは、十郎兵衛を大道芸人の道に引き込み、「とんぼ」と名づけます。そのとんぼが、写楽として蔦屋重三郎の元で腕を振るう物語です。

この映画は、混沌とした時代背景の中、写楽が誕生した必然性を独自の視点で描いています。

人生を達観したかのような「とんぼ」を演じる真田広之さん、良かったです。

 

 

 

==「映画」バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/226e9f0193a60e6a012384176360666f

Film1～40 省略

Film41 2014/10/15『ジャージー・ボーイズ』http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/56e402e2dfa2c6ae543d857a070bdeea

番外編 2014/11/19『訃報:高倉健さん』http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/57abe75abdec0b11ea9b784fa2a9523c

Film42 2014/11/27『少年H』http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9b866de422e26196ede5f49a571afee3

番外編 2014/12/9 『ジャッキー・チェンの息子が麻薬で逮捕』http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7aa3d5fc3ee55d78d35e5718daac5922

Film43 2014/12/23『ハッピーフライト』http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/745f74b65f96ee76b05025b039942bfb

Film44 2015/1/5 『ウォンテッド』http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6c515194f71dd5778c3fd869fc8099dd

Film45 2015/1/23 『ワルキューレ』http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/49158945e29a971db425340c10598198

Film46 2015/2/13 『Mr.&Mrs. スミス』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0b0a6ff96899aea8936747c4df714798

Film47 2015/2/23 『単騎、千里を走る。』http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b0bfbe4de3b52cbd002aae613e72a86d

Film48 2015/3/23 『KANO 1931海の向こうの甲子園』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9f2c5c7e2fb2be062798df0aa56f3b87

Film49 2015/3/30 『ツーリスト』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/29219c466ad2419c968e502659f2fd21

Film50 2015/4/10 『ガリバー旅行記』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1f5f74378b2643283a774eced348f871

Film51 2015/5/4 『宇宙戦争』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/d6da9c060537731b89db82d6c2df886f

Film52 2015/5/16 『卒業』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f81709c1e39bc493c6e9d385cfddc2e0

Film53 2015/5/29 『ラストサムライ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/829df80174660f0231c597497a7641f0

上海城市新聞 Vol.25 『洛陽・龍門石窟』 (その3)

上海城市新聞 Vol.25 『洛陽・龍門石窟』 (その2）⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/91edfd7081d11c8c877e84f201e2bea9

 

【2日目：6月7日(日)】 晴。洛陽市内散策。

洛陽2日目の朝は、午前8時に起床。普段は、午前6時前後に起床するので、日本と中国の時差を考慮すると、3時間も寝坊をしたことになります。やはり、昨日の長旅で疲れたのでしょうか。

部屋のカーテンを開けると、既に太陽が燦々と輝いています。今日は暑くなりそうです。

昨晩は気がつかなかったのですが、宿泊先の「洛陽大為玖朝酒店(Luoyang Dawei Jiuchao Hotel)」の目の前に、奇妙な形のビルが建っています。

 

 

そのビルの前には、たくさんのパトカーが停まっています。「洛陽市公安局(警察)」の建物のようです。

8:30に、11Fの部屋から5Fのレストランに、朝食を食べに降りて行きました。

既に朝食時間のピークを過ぎていたのか、レストランの席には他のお客がいません。太陽の光がカーテン越しに差し込み、明るい感じのレストランです。

朝食は、バイキングスタイルです。

 

料理は種類は豊富なのですが、中華ばかりです。毎朝、パン食の隊長には辛い選択です。

珈琲(コーヒー)と酸牛奶(ヨーグルト)のサーバーが置いてあったのですが、コーヒーはインスタントでしかも砂糖入りでした。

食事を済ませ部屋に戻ると、掃除が終わっていました。改めて見渡すと、綺麗な部屋です。開業が2011年と比較的新しいからでしょう。

バスルームも綺麗で、アメニティもまあまあ充実しています。一番気に入ったのが、TOTOのウォシュレットが備え付けられていた事。

宿泊料は朝食付き税・サービス料込で、１泊518元(約10,900円)。円安の影響で、高く感じられます。

今回の旅行のメインの「龍門石窟」へ行くのは明日にして、今日の目的は、両替と市内散策です。

10:30に外に出て、改めてホテルを見上げると、周りに高い建物が無いので、17階建てのビルが目立ちます。

☆続きは、上海城市新聞 Vol.25『洛陽・龍門石窟』(その4）で☆