上海城市新聞 Vol.29 『6年ぶりの上海』(その6) ⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9b9135909bb8352e4cc0af9b461dbb6d
【3日目:7月5日(金)】 午後から、上海迪士尼楽園(上海ディズニーランド)へ。
旅の3日目、前日歩き回った疲れからなのか、起床したのは、午前8時頃です。この日の天気予報は、曇り時々にわか雨。最高気温は、29℃で、また蒸し暑い一日になりそうです。
8時半に、「上海康桥诺富特酒店(英文名:Novotel Shanghai Clover、日文:ノボテル 上海 クローバー)」1Fのレストランへ。結構、お客様がいますが、日本人はいません。このホテル、ネットで評判だし、JTBツアーのホテルとしてパンフレットにも記載されているので、日本人客が多いと思っていました。しかし、滞在5日間で日本人に遭遇したのは、若い日本人女性二人組だけでした。
これから「上海迪士尼楽園(上海ディズニーランド)」(略称:SHDL)へ行っても、前日同様、入園するまで1時間半の待ち時間となりそうです。そこで、朝食をゆっくり取り、午前中はホテルでのんびりと過ごすことに。食後、5Fにあるプールへ。
写真の様に、人っ子一人泳いでいません。気温は既に、28℃になっていますが、この屋外プールの水温は、25℃と肌寒いからでしょうか。隊長も、水に入らずに、プールサイドでまったりと時間を過ごしました。
12時15分頃に、ホテルを出発して、「秀浦路」沿いを歩き、地下鉄11号線「「康新公路站(駅)」に向かいます。この辺りは、工場街なので、行きかう人は殆どいません。6~7分で駅に到着。写真の階段の先ににあるエレベーターで2Fにある駅舎へ。
ICカード乗車券の「上海公共交通卡」を、前日に購入していたので、乗車券を買い求める必要は、有りません。但し、改札口を通る前に、手荷物検査があります。
約3分の乗車で、隣駅で終点の「迪士尼站(ディズニー駅)」に到着。運賃は、3元(約50円)。
前日に、この駅の構内に「全家(ファミマ)」があるのを見つけていたので、12時45分頃に店内へ。昼食用に、“芝士火腿三明治(チーズハムサンド)” 6.6元(約100円)と、 7元(約110円)の缶コーヒーを購入。
地下鉄駅から「ウィッシングスターレイク(湖)」沿いを歩くと、前方には、大きな“唐老鴨(ドナルドダック)” が。
湖の向こう側の「上海ディズニーランド・ホテル」を結ぶボートも。
その船着き場前のベンチで、先ほど「全家」で買った“三明治”を頬張ります。パーク内のレストランは、高くて不味いので、昼食は、サンドイッチと缶コーヒーで済ませました。この日は、ホテルのドレッシングルームに、サービスで二本置いてある無料のミネラルウォーターも、荷物になるので、持って来ませんでした。缶コーヒーを飲み終わって、喉が渇いた時には、パーク内で10元(約150円)するミネラルウォーターを買うのでしょうか? いいえ、ホテルから持参した空のペットボトルがあります。昨日、何回かトイレに行った時に、中国人入園者の方々が、トイレ脇にある給水所で、持参した水筒やペットボトルに水を入れているのを見ていて、真似をしようと思いました。
13時40分頃に「安全検査場」に着いたのですが、列が全くありません。この時間に来たのは、正解でした。前日、「安全検査場」では、バッグの中に手を突っ込み食べ物を見つけると取り出されますが、金属探知機を通る際に、接触検査(ボディチェック)を行わないことを知ったので、朝食の残りのゆで卵とミニトマトをポケットに忍ばせていましたが、見つかりませんでした。
前日に、紙製の2DAYチケットを発券して貰っているので、入場ゲートもスムースに通過出来ました。お昼に来たのは、正解です。
前日の行列に懲りたので、午前中にホテルで、スマホのSHDLアプリで「快速通行証(ファストパス)」を入手しています。最初に向かったのは、「探険島(アドベンチャー・アイル)」のファストパス発券所。キャストが誰もいなかったので、アトラクション「雷鸣山漂流(ロアリング・ラピッド)」の入場口へ。
14時に着いた時、待ち時間は、90分になっていました。アプリの「快速通行証」と紙製のチケットを見せたら、チケットの顔認証から、本人との認識はして貰えましたが、「快速通行証」は、無効ですと言われました。中国語なので、キャストが言っていることが良く分からなかったのですが、どうやら本日の予定発行枚数が終了してしまった様です。それで、発券所に誰もいなかったのですね。せっかく、日本から
ポンチョを持参したのに。。。
「探険島」の他のアトラクションも、「宝蔵湾(トレジャー・コーブ)」のどのアトラクションも、長い待ち時間なので、14時40分開演の「风暴来临:杰克船长之惊天特技大冒险(アイ・オブ・ザ・ストーム:ジャック・スパロウ海賊船長のスタント・スペキュタクラー)」のショーを観ることにしました。昨日も観たのですが、中国語のセリフが分からなかったので、二度見れば、ストーリーを理解出来るのではと思って列に並びました。
終演後、15時30分スタートの「米奇童话专列 (Micky's Storybook Express:ミッキーのストーリーブック・エクスプレス)」へ。前日は、パレートのアウト側だったので、この日はイン側で観ました。
パレード終了後、暑さと披露で、これ以上動けなくなり、中国人観光客と一緒に、高さ60mで、他のディズニーパークにあるお城の中で、一番高いお城の「奇幻童話城堡(エンチャンテッド・ストーリーブック・キャッスル)」の城壁部分で座り込んでしまいました。
すると、お城の前の、「奇想花園(ガーデン・オブ・イマジネーション)」で、16時30分から「夏日狂欢节(Summer Blast)」があることを、SHDLの公式アプリを見ていてわかりました。重い腰を上げて、ステージ前で、ウォーターショーを楽しみました。今度こそ、日本から持参したポンチョが役に立ちました。
ショー終了後、再びお城に戻り、待ち時間が10分だった「漫游童话时光「“Once Upon a Time” Adventure」のアトラクションへ。ここは、ウォークスルータイプのアトラクションで、「白雪姫」のストーリーを追いながら、階段を塔の最上部まで上がって行きます。階段の上り下りが、疲れた足には堪えました。
お城の外に出たのが、17時半頃です。その後、「夢幻世界(ファンタジーランド)」へ。ライド型アトラクション「小熊维尼历险记(プーさんの冒険)」へ。
時間は、既に19時半頃。お腹が空いて来たので、一旦パークから出て「迪士尼小鎮(ディズニータウン)」に向かいます。どのレストランも混んでいたので、フードコート「大食代」に入りました。ここのシステムは、先ず100元(約1,570円)(その内10元がデポジット)のICカードを購入して、各店で注文・精算します。カード内に残金があれば、払い戻してもらえます。何軒かある店の中で選んだのは、日本の「花丸烏冬面(はなまるうどん)」です。
鳥の唐揚げとか、天ぷらなどのおつまみ系を選び、ビールで喉を潤します。その内、8時半に花火が始まったのが、音で分かりました。ビールの酔いが体に回り、パーク内に戻るのが面倒になってしまいました。むしろ、花火が終わり、皆が帰途について、混まないうちにと、地下鉄11号線の「迪士尼站(ディズニー駅)」へ向かいます。
駅構内の「全家(ファミマ)」は、まだ営業していました。飲み足りなかったので、ビールを買おうと店内に入りましたが、アルコール類は販売していませんでした。宿泊先の「ノボテル 上海 クローバー」に帰り着いたのが、21時半頃です。
1Fのロビーからエレベーターへ向かう途中にある飲料の自動販売機で、8元(約125円)の“青島啤酒(ビール)”を購入し、部屋に戻りました。こうして、旅の3日目の夜が更けて行きました。
SHDLの感想:中国が夏休みの7月1日~8月31日迄は、避けた方が良いと思いました。この期間に訪れるのなら、値段が高くても、優先入園出来るディズニー公式ホテルに泊まるべきだと感じました。ショーやパレードに出演するキャストのクオリティは高いですが、一般のキャストの質は低いです。中国人来園者のマナーは、列の割り込みなど、ネットなで散見するほど、酷くはありませんでした。ただ、喫煙者のマナーは悪いですね。喫煙所以外の場所で、周りに子供達がいても、平気でタバコを吸っていました。
★続きは 『6年ぶりの上海』 (その8)で★