隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

上海城市新聞 Vol.29 『6年ぶりの上海』 (その14)

2019年09月03日 | 上海城市新聞

上海城市新聞 Vol.29 『6年ぶりの上海』 (その13) ⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/c059aa087f6ff8df18a54427957bcfc0


旅の6日目、上海観光の定番「南京東路」、「外灘」、「陸家嘴」を散策し、「陸家嘴站(駅)」から地下鉄2号線に乗車。6駅目の「中山公園站」で下車。乗車時間、約17分。運賃は、4元(約60円)です。


明日の天気予報は、一日中雨なので、遠出をせずに「中山公園站」付近で過ごす予定です。また、明後日の帰国時には、空港までタクシーを利用するつもりなので、ICカード乗車券の「上海公共交通卡(カード)」は、不要です。もう暫く上海に来ることはないと思うので、同駅にある「上海公共交通卡服务站(上海公共交通カードサービスステーション)」でカードを“退卡(解約)”して、“押金(デポジット)”の20元を返してもらいました。

 

隊長が、上海で生活していた2003年12月~08年1月頃には、殆どの地下鉄駅にサービスステーションが有ったのに、今では主要駅にしかありません。スマホアプリの「上海公共交通卡」で、乗車出来る時代なので、当然のことかも知れませんが、外国人観光客にとっては不便ですね。


地下鉄駅に直結している「龍之夢」に入ります。「龍之夢」は、ホテル、商業施設がある高層ビルで、隊長が初めて「中山公園」に住んだ2003年12月には勿論、建っていませんでした。


地下にある「家来福(Carefour)」に行ってみます。カルフールは、ご存知の様に、フランスの大手スーパーマーケットチェーンで、欧州だけでなく、世界規模で事業を展開しています。ブラジルのマナウスを訪れた時にも利用しました⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3725484d624e191d0cfc0b530e169bc0

 


カルフールが、中国市場に参入したのが1995年。参入1号店ではありませんが、古北店も歴史があり、「龍之夢」にオープンする迄は、休日にタクシーで古北に買い物に行っていました。そんなカルフールですが、先日、中国市場から撤退するとのニュースが流れました。


久しぶりに店内に入ろうとしたら、ショッピングカートが、日本のスーパー「オーケー」が使用済みカート放置防止と人件費削減のため導入している様な、昔はなかった硬貨預託式のカートを採用していました。利用の際に、1元硬貨を投入し、カート返却時に返却されるシステムです。


16時頃に同店を出て、「長寧路」を東に向かいます。家電量販店「国美電器」も懐かしい場所です。中国の電圧が日本と異なるため、上海に引越して来て、真っ先にこの店で、トースターとドライヤーを購入しました。


戦前から有り、中華人民共和国成立後に、孫中山(孫文)を由来した名称に変更された「中山公園」にも、春夏秋冬、季節の変わり目毎に、良く訪れました。


懐かしい道を散策し、宿泊先の「上海貝尓特酒店 (Penta Hotel Shanghai) 」に戻ったのが、17時頃。入口近くには、ホテル客専用の無料レンタルバイクが置かれています。欧米人の宿泊客が多いので、英語での説明が中国語の上に書いてあります。中国語の表記も、台湾・香港からの宿泊客向けに “繁体字” で書かれています。


ホテルには、5Fと8Fに自動販売機が置いてあります。ビールが13元(約200円)~15元(約235円)、ソフトドリンクが8元(約125円)と日本の価格と同等ですが、上海市内のスーパー、コンビニに比べると、かなり割高です。


廊下。


部屋でシャワーを浴び、小休止をして、ホテルを再び出たのが19時頃です。ホテル前の「定西路」を南に向かうと、直ぐに方便店(コンビニ)の “罗森(ローソン)” があります。ホテル内の自販機は高いので、ビールやスナックはここで買いました。


さらに進み、「安化路」を右に曲がります。10分程進むと、路線バス947号の終点「安化路定西路」バス停が。上海に赴任していた時、会社から帰宅するのに、よく利用していました。


何故なら、バス停の先には、2006年11月~2008年1月に住んでいたマンション「路易凱旋宮」が有ったからです。


「凱旋路」を右折し、「新時空国際商務広場」を目指します。お昼に「陸家嘴」の「正大広場」でビザが食べられなかったので、「路易凱旋宮」に住んでいる頃に通った、ローカルのビザ屋を訪れるためです。ところが、ビザ屋が有った場所は、別の店舗になっていました。


仕方なく、あまり好きではないのですが、「龍之夢」地下1階にある「必勝客(ピザハット)」に入店したのが、19時45分頃です。

 

店内。

 


オーダーしたのは;


“青島啤酒(ビール)”。コンビニで3.5元(約55円)で売っている、330mlの缶ビールが、26元(約400円)。


“コンボ” 69元(約1,080円)


“ピザ” 76元(約1,200円)と、合計 171元(約2,700円)でした。


同店を出たのが、20時半頃。「長寧路」を夕方と反対側の歩道を、ホテルに向かいます。「亨通国際大厦(ビル)」の先にある「華美达広場」の「柏華麗豪華公寓 (英語名:Belvedere Service Apartments)」は、2003年12月上海に来て初めて住んだ場所です。6年前に訪れた時は、まだ営業していた⇒ https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f3c3aca3e63fd254fc6cccbeaa503267 のですが、この日訪れた時は、既に廃業していました。


この場所から、振り返ると、ライトアップされた「龍之夢」が綺麗に見えました。


ホテルに戻ったのが、21時頃。こうして、 『6年ぶりの上海』6日目の夜が更けて行きました。


★続きは 『6年ぶりの上海』 (その15)で★


* 料金の情報、人民元の円換算レート(元≒15.7円)は2019年7月現在のものです *

 

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