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【4日目:4月12日(土)】 『リオからイグアスへ移動』
ブラジル旅行4日目は「リオ・デ・ジャネイロ」から「Foz do Iguaz(イグアス)」へ移動し、イグアスの滝をアルゼンチン側から見学です。
6:30に起床して、宿泊先の「カリフォルニア・オットン・クラシック・ホテル」を7:50にチェックアウト。
ホテルの前で、2日間お世話になったガイドの吉田 武さんと記念撮影。日系2世で80歳の吉田さんのガイドは、硬軟取り混ぜた話で、面白かったです。
吉田さんから、2年後のリオのオリンピックに又、来て下さいと言われ、社交辞令では無く、吉田さんがガイドをしてくれるなら、リオを再び訪れたいと思いました。
渋滞にはまる事なく、8:15に「アントニオ・カルロス・ジョビン(通称ガレオン)国際空港」に到着。
チェックインを済ませ、出発ロビーに入ります。イグアスまでは、10:10発のブラジルのLCL GOL(ゴウ)航空1460便です。
ターミナルには、尾翼が赤いTAM(タン)航空と、オレンジのGOL航空の飛行機が多く駐機しています。ブラジルの他のLCL会社 AZUL(アズール)航空の飛行機は、ほとんど見かけません。
搭乗券に記載された“G3” 搭乗口前の待合スペースに行っても、便名と行き先の表示がありません。トイレに行った帰りに、何気なく、電光掲示板の案内を見たら、1460便の搭乗口は“G5” と記載されています。
搭乗口変更のアナウンスが有ったのでしょうが、アナウンスはポルトガル語のみなので、理解出来ません。
あわてて、“G5” 搭乗口前に移動し、そこに居たGOL航空の係員に、搭乗券を見せて、“G3” と “G5”どちらが正しいのか、英語で聞きましたが、通じなかったのか、搭乗券に書かれた“G3” を指差すだけです。
搭乗時間の9:30が近づき、あせって来ました。再度、“G3” 搭乗口の前に行ってみると、GOL航空の制服を着たパイロットと思われる2人組がいました。
パイロットなら、もちろん英語が通じます。“G5”が正しいそうです。パイロットが居て、良かった!
無事に1460便に乗り込む事が出来て、定刻の10:10に出発です。機種はボーイング737-300。座席は、真ん中に通路を挟み、横3席、3席の一列6席です。機内はほぼ満席ですが、日本人乗客は、我々3人以外はいません。
成田⇒ダラス⇒マイアミまでの機内には、日本人が多くいましたが、マイアミからリオ・デ・ジャネイロまでの機内は我々3人のみ。リオでの観光中も他の日本人には1人も会いませんでした。
『コルコバードの丘』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/d/20140429 や、『ポム・ジ・アスーカル』http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/d/20140501 で、韓国人と中国人の団体旅行客は何組も見ました。
リオのガイドの吉田さんが、最近、日本からの観光客が少なくなって寂しいと言っていた事を思い出しました。
GOL(ゴウ)航空の機内では、飲み物と軽食のサービスは有料で、ソフトドリンクがR$5(250円)、サンドイッチがR$13(650円)です。
定刻通りの12:13にGOL1460便は「Aeroporto Internacional de Foz do Iguacu(イグアス国際空港)」に到着です。イグアスとリオの間には時差が無いので、飛行時間は2時間3分です。
イグアスの天候は、曇り、気温は26~28℃で、30℃を超えていたリオから来ると、涼しく感じます。
地方の空港なので、飛行機への乗降はボーディング・ブリッジ(搭乗橋)ではなく、タラップだろうとは思っていましたが、タラップを降りてから、バスでターミナルへの移動ではなく、歩いて移動です。
今、乗って来たばかりのGOL1460便を真後ろに眺めながら、ターミナルへ向かって歩きます。
荷物を受け取り、出口を出たのが13:30。着陸してから、わずか17分後です。
出口には、イグアスでのガイド、青山 孝雄さんが出迎えてくれます。青山さんは、イグアス生まれの日系2世で、16歳と10歳のお子さんがいる働き盛りです。お父様も日本語ガイドをしていたそうです。
12:40には、「イグアス国際空港」をバンで出発。ここでも、我々3人のために、ガイド1人、運転手1人付きの贅沢な旅です。
空港から約10kmのブラジルの入出国管理所に、12:50に到着です。我々は車の中に待機していて、手続きはガイドの青山さんがやってくれます。
ブラジルの入出国管理所を出て直ぐに、イグアス川にかかる「タンクトレード・ネベス橋」を渡ります。橋の真ん中がブラジルとアルゼンチンとの国境になります。
それまで、橋の両側はブラジル国旗の緑と黄色に塗られていましたが、国境を越えると、アルゼンチンの国旗の青と白に塗り分けられています。
橋の上は、駐停車禁止なので、下車をして写真を撮ることは出来ませんでしたが、国境当たりに止めている違反車が1台ありました。
アルゼンチンの入出国管理所でも、車を降りることなく、青山さんが手続きをしてくれます。アルゼンチンに入国すると、それまでの曇りの天気が雨に変わりました。
真っ直ぐな道路を進み、13:10に「Parque Nacional Iguazu(イグアス国立公園)」の入場ゲートに到着です。
我々の国立公園への入場料は、ツアー代金に含まれていますが、入場券はアルゼンチン・ペソ$170(2,150円)。入場券には、何故か国籍:Japonと印刷されています。
13:20に入場ゲートから近い、レストランでバイキング方式のランチです。
ランチ代は、ツアー代金に含まれますが、別料金の飲み物は、Coca Colaが$28。アルゼンチン・ペソで払えば、約350円ですが、ペソに両替していないので、ブラジル・レアルで支払ったらR$10(500円)になってしまいました。
レストラン内で、初めて3組の日本人団体客に遭遇。それぞれのツアーは約20人の団体です。
ガイドの青山さんによると、最近の「イグアスの滝」観光は、リオ・デ・ジャネイロやサンパウロのブラジル側から来るのではなく、人気のペルー マチュピチュ観光と組合わせて、アルゼンチン側から来るツアー客の方が多いとの事。
リオのガイド 吉田さんが言っていた様に、リオの日本人観光客が少なくなる裏づけが取れました。
アルゼンチン側の「イグアスの滝」の最絶景ポイント「悪魔の喉笛」までは、トロッコ列車に乗車して向かいます。
始発の「Centaral Estacion駅」で乗車する際には、進行方向左側の席に座ると、車中から景色を楽しめます。線路が単線の為、途中での列車のすれ違いも楽しみです。
途中の「Estacion Cataratas駅」を過ぎると、左手に見える未舗装の道路と「イグアス川」と平行して列車が走ります。土が ”赤土” の為、前日からの雨で川の色がいつも以上に赤く濁っています。
約20分の乗車で、終点の「Estacion Garganta del Diablo駅」に到着です。さあ、いよいよ「悪魔の喉笛」に徒歩で向かいます!
* 続きは『4日目:イグアスの滝:悪魔の喉笛』で *
(料金の情報、現地通貨 レアルの円換算レート R$1≒50円は、2014年4月現在のものです)
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