隊長が好きな「相撲」を紹介するシリーズの第143番(回)は、『大の里、二度目の優勝で大関昇進決定』をお送りします。
9月8日 (日) から東京・両国国技館で開催されていた「大相撲秋場所」。14日目の21日、24歳の関脇・大の里(二所ノ関部屋)が、大関・豊昇龍(ほうしょうりゅう)(立浪部屋)と対戦しました。
押し出しで勝って13勝目を挙げた大の里が、千秋楽を待たずにことしの夏場所以来、二場所ぶり2回目の優勝を果たしました。
千秋楽では、関脇・阿炎(あび)(錣山部屋)に敗れて13勝で終わりました。しかし、大関昇進の目安とされる、三役での直近三場所の合計33勝を上回る34勝に到達し、大関昇進が決定しました。
今日・9月25日 (水)の午前には、茨城県・阿見町の二所ノ関部屋で昇進伝達式が、実施されました。初土俵から所要九場所での大関昇進は、昭和以降では最も早い記録とのこと。今後は、横綱候補として、ますます注目を集めることでしょう。
新大関の誕生で沸き立つ相撲界ですが、一方、大関在位30場所を誇った貴景勝(常盤山部屋)が、引退を決意し、9月21日には、常盤山親方が同伴し引退会見を行いました。
先場所、カド番大関だった貴景勝は、 5勝10敗と負け越し、関脇に陥落して、今場所に臨みました。しかし、連敗スタートで、首のけがもあり三日目から休場していました。
優勝四度を経験した貴景勝。最後に賜杯を抱いたのが、丁度一年前の令和五年秋場所『カド番からの逆転V』 でした 。
年寄「湊川(みなとがわ)」を襲名した貴景勝。今後は、今後は常盤山部屋付きの親方として後進の指導にあたるそうです。“アンチ貴景勝”だった隊長ではありますが、湊川親方の今後の活躍を祈念しております。
さて、場所前に隊長が上げた、大の里以外の 注目力士 の結果発表です;
一人目の、東大関・琴櫻。
現在、横綱に一番近い位置にいる琴櫻。大関在位四場所目となりますが、いかんせん優勝が一度もありません。今場所こそ、初めて賜杯を抱き、綱への王手をかけることが期待されましたが、早々と優勝戦線から脱落し、8勝7敗と辛うじて勝ち越しで終わりました。
二人目の、西大関・豊昇龍。
昨年の秋場所から大関を務める豊昇龍。こちらは、昇進を果たした関脇時代の初優勝以来、大関としての優勝経験がなく、二度目の優勝が期待されましたが、琴櫻同様に、8勝7敗止まりでした。
尚、一年の締めとなる大相撲九州場所は、11月10日(日)から、「福岡国際センター」で開催されます。
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1番~130番 省略
131番 2023/11/28 『霧島 二度目の優勝で綱取りへ』
132番 2023/12/30 『令和五年の総括』
133番 2024/1/10 『元日の両国・相撲部屋巡り』
134番 2024/1/14 『令和六年初場所の注目力士は』
135番 2024/1/29 『照ノ富士、四場所ぶり九度目の優勝』
136番 2024/2/13 『しゃべくり007に、角界レジェンド五人が出演』
137番 2024/3/11 『令和六年春場所の注目力士は』
138番 2024/3/27 『尊富士 110年ぶりの新入幕優勝』
139番 2024/5/13 『令和六年夏場所の注目力士は』
140番 2024/7/16 『令和六年名古屋場所の注目力士は』
141番 2024/8/4 『照ノ富士 悲願の10度目優勝』
142番 2024/9/9 『令和六年秋場所の注目力士は』
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