隊長が、これまでに鑑賞した「映画 」を紹介するシリーズの第29作品目は、『ベスト・キッド』をお送りします。
原題は「The Karate Kid」で、2010年に製作されたアメリカ・中国合作映画。1984年の映画『ベスト・キッド』のリメイク版です。
監督はオランダ生まれのハラルド・ズワルト (Harald Zwart)。
主演は、ジャッキー・チェン (中国語繁体字表記:成龍) と、ジェイデン・スミス (Jaden Smith)。
「隊長のブログ」で、ジャッキー・チェンの映画を紹介するのは初めてですが、彼の映画は数多く観ています。
ジャッキーの息子さんのジェイシー・チャン (房祖名) が主演した映画は、昨年11月に中国上海で、公開されたばかりの 『意外的恋愛時光 (英語題:Love Speaks)』を観ました 。
ジェイデン・スミスは、ご存知のように父親のウィル・スミスと共演した『幸せのちから』でデビューした天才子役です。
ストーリー:母親との2人暮らしの、ジェイデン・スミス演じる少年ドレ・パーカーが、母親の転勤でアメリカから中国・北京に引っ越して来ました。
言葉も習慣も違う北京での生活に馴染めないドレは、同級生たちからいじめを受けます。
ある日、いじめを受けていた彼を、ジャッキー・チェン演じるマンションの管理人ハンに助けられます。
冴えない管理人だと思われていたハンは、実はカンフーの達人でした。
それから、ドレとハンのカンフーのトレーニングだけでなく、心の上でも師弟関係が始るのでした。
感想:印象に残ったシーンは、北京の『万里の長城』でのトレーニングのシーンと、ジャッキーが蝿を箸で捕まえるシーンでした。
『万里の長城』は、隊長も2度行ったことがありますし、以前紹介した 『小さな村の小さなダンサー』 でも、印象の深いシーンとして記憶に残っています。
この映画が製作された時のジャッキーは56歳、若い頃の彼の映画は面白くて、ハラハラさせて楽しかったですが、年を取ってからの映画も良いですね。
これまでに、「映画」の記事の中で、外国映画の邦題(日本語タイトル)の付け方の良い作品と、悪い作品を挙げていて、それを一覧にしています が、本作は悪い例だと思います。
本作は、1984年の『ベスト・キッド』のリメーク版なので、そのまま『ベスト・キッド』を踏襲したと思われます。そもそも、1984年版の原題が、「The Moment of Truth / The Karate Kid」が何故『ベスト・キッド』になったか不明ですが、ここは、シンプルに『カラテ・キッド』の方が良かったのではないでしょうか。
==「映画」バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/226e9f0193a60e6a012384176360666f
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます