隊長が鑑賞した「映画」を紹介するシリーズの第34作品目は、『たそがれ清兵衛』をお送りします。
『たそがれ清兵衛 (せいべえ)』は、2002年11月に公開された時代劇映画です。配給:松竹。上映時間:129分。
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藤沢周平著の短編小説を基に、山田洋次が脚本・監督を務めた本格的時代劇映画です。
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同監督による 『隠し剣 鬼の爪』 、『武士の一分』 と並ぶ、「山田洋次 時代劇三部作」の第一作。
尚、「隊長のブログ」で紹介した、山田洋次さん作品一覧は、こちらをご参照下さい 。
この映画は、山田洋次さんの作品ということと、主演の 真田広之 、宮沢りえ の二人とも好きな俳優なので、観る事にしました。
共演者は、吹越満、大杉連、田中泯、岸恵子、ほか。
あらすじ:物語の舞台は、幕末の庄内地方。海坂藩(架空の藩)の御蔵役を務める井口清兵衛 (真田広之)と、親友の妹 朋江 (宮沢りえ)の心の触れ合いを中心に、主君の命にはそれが無理難題とわかっていても従わざるを得ない下級武士の悲哀が描かれています。
『たそがれ清兵衛』とは、日々の暮らしに追われ、次第に身なりが薄汚れていく清兵衛を、同僚たちが小馬鹿にして呼んでいたことから。映画の中の清兵衛を見ていると「宮仕えはつらい」と言う言葉が浮かびました。
観終わった感想は、内に秘めた思いを押さえながらも戦う清兵衛を演じる真田広之の演技力と、朋江を演じる宮沢りえの凛とした美しさに魅了されました。
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