隊長が鑑賞した「映画 」を紹介するシリーズの第26作品目は、『ザ・エージェント』をお送りします。
原題は、「Jerry Maguire」 で、1996年12月に公開(日本公開:1997年5月)されたアメリカ映画。
監督は、キャメロン・クロウ(Cameron Crowe)。
主演は、トム・クルーズ (Tom Cruise)。
「隊長のブログ」で紹介したトム・クルーズの映画は、こちらの記事一覧を、ご参照下さい 。
あらすじ:トム・クルーズ演じる若くて有能なスポーツ・エージェントのジェリー・マグワイア (Jerry Maguire) は、選手の年俸をつり上げるだけのやり方に疑問を持ち、会社に提言書を提出しました。
しかし、彼はクビになってしまい、ただ一人共感してくれた会計係のドロシーと共に独立します。
クライアントは、落ち目のアメリカン・フットボールの選手ロッドだけ。ジェリーは大学フットボールのスター選手フランクの獲得に走るが、かつての同僚に奪われてしまいます。
自信を無くしかけた彼を励ましたのは、ロッドの “俺はお前についていく。俺たちはひとつだ” という言葉でした。
感想:同じくアメリカのスポーツ・エージェントをテーマにした映画は、2012年に公開されたクリント・イーストウッド主演の 『人生の特等席』 があります。
しかし、同じテーマを取り上げていながら、『ザ・エージェント』と『人生の特等席』では、異なる感想を持ちました。
それは、主演の2人が演じた時の年齢に、関係があるかも知れません。
現在58歳のトム・クルーズが『ザ・エージェント』を演じた時には、まだ34歳でした。理想と夢に燃える若きエージェントを演じ、恋もします。
一方、クリント・イーストウッドが『人生の特等席』を演じたのは、82歳の時です。
もし、58歳のトム・クルーズが『ザ・エージェント』を演じたら、違った映画になっていたと思います。
さて、これまでに、「映画」の記事の中で、外国映画の邦題(日本語タイトル)の付け方の良い作品と、悪い作品を挙げていて、それを一覧にしています が、本作は良い例だと思います。
原題の主人公の名前「Jerry Maguire」では、何の映画か判りませんよね。ここは、ストレートに “代理人” を意味する『ザ・エージェント』としたのは、分かり易くで良かったと思います。
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