隊長が、観賞した「テレビ番組」を紹介するシリーズの第577回は、『2023年秋の連ドラ総括』をお送りします。
12月も第2週を迎え、民放各局の10月から始まった連続TVドラマ(連ドラ)も、佳境を迎えています。
その “秋の連ドラ” の中で、隊長が観たのは、、四作品です。以前は、8本前後を観ていましたが、最近は事前の情報を元に、興味を惹くドラマだけに絞っています。
そこで、改めて各作品のミツボシ ☆☆☆ 評価を、述べたいと思います。
☆☆☆ 作品が;
今期観た四作品の中では、文句なしのベストワンです。
本ドラマの原作は、安倍夜郎(やろう)による同名の連載漫画。隊長のドラマに対する持論で、漫画が原作のドラマは、漫画のイメージに脚本・演出が影響を受ける傾向があり、面白い作品にはならないと言うものです。しかし、『たそがれ優作』の前に、持論が覆されそうになりました。
北村有起哉さんが演じる主人公に哀愁を感じて、面白い。ぜひ、続編を放送してもらいたいものです。
☆☆ 半は;
『いちばん好きな花』
“男女の間に友情は、成立するのか?” をテーマにした群像劇ですが、主人公四人の間で交わされる会話が、時には相手の心にグサグサ突き刺す直球ですが、そのセリフ回しが、秀逸です。
同じく、☆☆ 半なのが;
こちらも、家族、恋人、友人間で、テンポよく飛び交う本音剥き出しの赤裸々なセリフ回しが、絶妙です。
☆☆ 作品が;
『うちの弁護士は手がかかる』
キャストには、文句の付けようがないのですが、ストーリーとは関係なく、毎話繰り広げられる弁護士とパラリーガルたちの、スラップスティック・コメディが鼻に突き、この評価になりました。
総括:四作品を放送局別に分けると、フジテレビ系列が『いちばん好きな花』と『うちの弁護士は手がかかる』の二本でした。日本テレビ系列は、『こたつがない家』の一本。BSテレビ東京が、『たそがれ優作』の一本。
TBS系列と、テレビ朝日系列のドラマは、一作品も観なかったことになります。
三大連続ドラマ定番ジャンルと言われるのが「医療系」、「法廷・弁護士系(リーガル・エンターテインメント)」、「警察・探偵系」、モノです。
四作品の中に、「医療系」と、「警察・探偵系」がなく、「リーガル・エンターテインメント」も『うちの弁護士は手がかかる』の一本のみ。
連ドラの世界も、定番ジャンルにこだわらず、テーマも多様化していく傾向にあるのでしょう。
新年1月から始まる “冬の連ドラ” 、どんな作品が登場するか、今から楽しみです。
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Vol.568 2023/11/3 『こころ旅「2023年秋の旅」快走中』
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