隊長が、これまでに観た「映画」を紹介するシリーズの第220作品目は、『華麗なるギャツビー(2013年)』をお送りします。
『華麗なるギャツビー』(原題:The Great Gatsby) は、1925年に出版されたF・スコット・フィッツジェラルド (F Scott Fitzgerald) の小説「グレート・ギャツビー」を原作にしたアメリカ映画です。
これまでに数回映画化されていますが、日本で公開されたのは、1974年にロバート・レッドフォード (Robert Redford) と、ミア・ファロー (Mia Farrow) が主演した作品 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/3bebdf321297c87964d5ffca52d7206f と、2013年にレオナルド・ディカプリオ(Leonardo DiCaprio)主演作品の二本です。
今日取り上げるのは、ディカプリオ主演の2013年6月14日、日本公開作品です。配給:ワーナー・ブラザース映画。上映時間:143分。
ディカプリオ主演作品は、2016年公開『レヴェナント:蘇えりし者』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/1933f2201a2fb9fde2b1551da99b2f6a を、紹介しています。
監督は、バズ・ラーマン(Baz Luhrmann)。
バズ・ラーマン監督作品は、2001年公開 『ムーラン・ルージュ』 http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/dd353404f9af37f61883de9efa622efb を、取り上げています。
脚本:バズ・ラーマン、クレイグ・ピアース(Craig Pearce)。
バズ・ラーマン、クレイグ・ピアースの共同脚本は、『ムーラン・ルージュ』と一緒です。
共演者:トビー・マグワイア(Tobey Maguire)、キャリー・マリガン(Carey Mulligan)、ジョエル・エドガートン(Joel Edgerton)、アイラ・フィッシャー(Isla Fisher)、エリザベス・デビッキ(Elizabeth Debicki)、アミターブ・バッチャン(Amitabh Bachchan)、ほか。
あらすじ:モラルが乱れ、ジャズと禁酒法の時代である1922年の春、故郷の中西部を離れ、ニューヨークへとやって来た作家志望のニック・キャラウェイ(トビー・マグワイア)。彼はアメリカン・ドリームを追い求め、毎夜豪華なパーティーを開く謎めいた大富豪ジェイ・ギャッツビー(ディカプリオ)の大邸宅の隣家に、居を構えます。
港を隔てた向こう岸には、いとこのデイジー(キャリー・マリガン)とその夫である女好きの貴族出身トム・ブキャナン(ジョエル・エドガートン)が住む邸宅がありました。彼らの生活を目の当たりにしたニックは、次第に上流階級の人々、彼らの幻想、愛、偽りの世界に魅了されていくのでしたが。。。
感想:名作映画のリメーク作品なので、どうなることかと思い観ましたが、バズ・ラーマン、クレイグ・ピアースのコンビが、独創性に溢れる作品に仕上げています。
ジェイ・ギャツビーを演じるのは、1974年版がロバート・レッドフォード、当作品はディカプリオと、製作当時の人気二枚目俳優をキャスティングしていますが、ディカプリオ演じるギャツビーの方が、色気をより感じるのは、何故なのでしょうか。
キャラウェイ役でも、トビー・マグワイアの方が、サム・ウォーターストンよりも、個性的に映りました。
映像技術の進歩なので、仕方がないのでしょうが、2013年版の方が、1974年版より圧倒的に色彩が違います。1974年版をデジタルリマスター化して観てみたいものです。
1974年版の感想で、白人至上主義のセリフが随所で飛び出すと述べましたが、やはり2013年版では多民族社会を考慮していますね。例えば、インド出身のアミターブ・バッチャンのキャスティング、など。
今後、小説「グレート・ギャツビー」の出版100周年に当たる2025年が近づくに連れ、新たなリメーク作品が製作されるのでは、ないでしょうか。
==「映画」バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/226e9f0193a60e6a012384176360666f
Film1~205 省略
Film206 2020/11/30『ラストレター』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5b0a5db6da384e0b19a3edd160cc1342
Film207 2020/12/4 『桜田門外ノ変』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/5bdf04540500a483665aaa89d062b52d
Film208 2020/12/12『キャプテン・フィリップス』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/272e3cd3ff79bdf5e9c0a6439e0a095c
Film209 2020/12/21『キューポラのある街』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/188077157ae1dc14e20d838b4408b91b
Film210 2020/12/29『紀ノ川』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/b7744c6145b5e2c4252b65d4e7fce27b
Film211 2021/1/8 『ザ・シークレット・サービス』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/846675fb58e3211eecfd7d061e6fa53b
Film212 2021/1/13 『夜の上海』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/70f60cd2c3468a7c599a1346b47b11d0
Film213 2021/1/21 『Love Letter』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/552243317f059364271cc5596f177364
Film214 2021/1/30 『ロック・オブ・エイジズ』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/cc096aab04f210346481a1b37fb25583
Film215 2021/2/6 『あの頃、君を追いかけた』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/9a56182d38cb7f72df21926bacc4a1c4
Film216 2021/2/15 『アバウト・ア・ボーイ』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0c4d2465df98ff3511121b2d498a5f3e
Film217 2021/2/18 『鉄道員(ぽっぽや)』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/53bae22a1fd2ccef683631e2e798a64f
Film218 2021/2/21 『めぐり逢えたら』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/6b26f42da5adf7adef1b85ece821310f
Film219 2021/2/25 『潮騒(昭和50年)』 https://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/f3c8d63c5e51ce19e3aeb37a97c6af77
「華麗なるギャッツビー」は
ロバート・レッドフォードもディカプリオの方も
観ていないのですが、私は、ディカプリオの
「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」
「タイタニック」「ブラッド・ダイヤモンド」
など観ました。少しワルだったり、無頼漢でも
内面にある善人の部分や、男気や色気のある
役どころがぴったりで
圧倒的な存在感がある俳優さんだと思います。