上海城市新聞 Vol.20 『中国へ治療に行きました』(その2)はこちら⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7455a6fb6d5f52254ee44d1062dc299c
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【3日目:5月24日(金)】小雨
午前中は、薬局に薬を取りに行きました。処方されたのは、1日3回 4日分 計12袋の漢方薬です。薬は、写真の様に液状でビニール袋に入っています。200ml位の容量でしょうか。味は人生で飲んだ一番不味い飲料という感じです。でも、体に良いと信じて、我慢して飲みました。まさに、「良■(草かんむりに約)苦口利于病(良薬は口に苦し)」です。
【カルテと処方箋】
【ビニール袋に入った漢方薬】
お昼は、ホテルと駅の中間位のところにある、西洋料理と称する「萱美特西餐店」に行きました。この店は、前回に見つけた信陽市内で数少ない西洋料理の店で、コーヒーが飲めます。と言っても、出て来る料理は微妙です。この日に頼んだのは、「牛肉意大利面(スパゲティ・ナポリタン)」18元(約230円)と、「巴西珈琲(ブラジルコーヒー)」20元(約260円)です。10元あればお昼が食べられる土地ですので、地元の人にとってはかなり高い昼食です。
テーブルに運ばれて来たのは、およそスパゲティ・ナポリタンとは思えない、焼きそばのような色をした代物です。一瞬、間違えて運ばれたと思いメニューを見ましたが、この店には焼きそばはありません。恐る恐る口にすると微妙ですが、スパゲティ・ナポリタンでした。
それよりも、びっくりしたのは、料理を運んで来たウェイトレスが口の前に透明なプラスチックを着けているではないですか。一人だけでなく、他のウェイトレスも着けています。良く見ると、どうやら彼女たちが喋った際に、唾が料理に飛ばないようマスクのような役割をしているようです。
【焼きそばではありません】
【ウエイトレスの口に謎の物体が】
午後からは、市内最大で最も医療設備の整っている「信陽市中心医院」に、見学に行きました。ここでは、いくつかの事に驚かされました。
1)受付での長い行列。
2)第一人民病院同様に、順番待ちの患者が診察室の中に入り込んでいます。人気の医者の診察室には10数人で押し合い、へし合いの状態です。
3)信陽市近郊の農村からお年寄りがおおぜい病院に来ています。中には、これまでエスカレーターに一度も乗ったことのない老人もいて、エスカレーターの前で、乗るのを躊躇しています。
4)内科の診察室で、医者が患者の前で銜えタバコで診察しています。
5)病院の中で、他の病院や薬局の広告のチラシを堂々と配っています。
いや~、驚きました!
【信陽市中心病院】
【受付には長い列】
================= 続きは、上海城市新聞 Vol.20 『中国へ治療に行きました』(その4)で ===========
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