隊長のブログ

元商社マン。趣味:ヒップホップダンス、ジャズダンス、日舞(新舞踊)、旅行、映画、スポーツ観戦。阪神タイガースのファン。

アジアの歌姫 Part5 『台湾:テレサ・テン』

2013年09月15日 | アジアの歌姫

アジアで活躍する女性歌手・グループを紹介する「アジアの歌姫」第5回は、歌姫と言うより、女王の称号の方が相応しい 『テレサ・テン』をお送りします。

 

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 いまさら彼女をご紹介することもないでしょうが、中国名が  “鄧 麗君”、英語名は  “Teresa Teng” です。

 

1953年1月29日に台湾で生まれたテレサは、今年・2023年が丁度、生誕70周年になります。

 

14歳の時に、台湾でプロ歌手としてデビュー後、瞬く間に台湾だけでなく、シンガポール、マレーシア、香港等のアジアで人気者になります。

 

その人気に目を付け、日本では、1974年、21歳の時にアイドルとして「今夜かしら明日かしら」でデビューします。

 

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しかし、デビュー曲の売れ行きが思わしくなかったことから、アイドル路線から演歌歌謡曲路線に転向し、日本デビュー2作目の「空港」が大ヒットします。

 

その後、「つぐない」、「愛人」、「時の流れに身をまかせ」等、次々とヒット曲を連発しました。

 

彼女の歌は、中国でも大ヒットし、アジアでの人気を不動にしましたが、1995年5月8日、静養先のタイにて、42歳の生涯を終えました。

 

そんなテレサの生誕60周年を記念して、8月10日(土) 21:00~21:55に、BSフジ にて、テレサ・テン生誕60周年記念『あなたと共に生きてゆく ~家族と故郷、テレサをめぐる絆~』と題した番組が放送されました。

 

ナレーションは、高橋愛。

 

もちろん、この番組を録画して、何回も観ています

 

内容は、テレサと彼女を取り巻く人々との “絆” をテーマに、今まで日本ではあまり知られることのなかった人物像を浮き彫りにし、その面影と歌声を振り返っています。 

 

番組内で放送された曲は、「別れの予感」 、「今夜かしら明日かしら」、「小村之戀 ( ふるさとはどこですか) 」、「女の生きがい」、「アカシアの夢」、「愛人」、「空港」、「つぐない」、「スキャンダル」、「愛の陽差し ~アモーレ・ミオ~」、「時の流れに身をまかせ」の11曲でした。

 

隊長が、テレサのアルバムの中で、一番好きなのが、『ベスト+ベスト 日本語&中国語ヒット曲聴き比べ』です。

 

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このアルバムでは、テレサの同じヒット曲を日本語と中国語で聴き比べることが出来ます。

 

日本語・中国語それぞれ9曲x2プラス、ボーナス・トラックの「別れの予感」で全19曲が収録されています。

 

同じ曲が日本語と中国語のどちらの方が隊長が好きか採点してみました。

 

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「つぐない」と「償還」では、日本語の「つぐない」。

 

「時の流れに身をまかせ」と「我只在乎你」は、中国語の「我只在乎你」。日本語の歌詞では、“だから お願い そばに置いてね” が、中国語で “所以我求求你” と歌われている部分が特に好きです。

 

「愛人」と「愛人(中国語)」は引き分け。

 

「空港」と「情人的關懷」では、中国語の「情人的關懷」。「空港」は、日本デビュー2作目の為か、日本語の歌詞がたどたどしくて、心に響きません。

 

「夜のフェリーボート」と「你胃在我心中」は、日本語の「夜のフェリーボート」。「空港」とは逆に、日本デビュー7作目、僅か2年でこれだけ日本語の歌詞を歌いこなせている事に関心しました。

 

「ふるさとはどこですか」と「小村之戀」では、もちろん中国語の「小村之戀」。“美麗的村庄、美麗的風光” の歌詞が、一番綺麗に聴こえてきます。

 

「今夜かしら明日かしら」と「不論今宵或明天」では、日本語の「今夜かしら明日かしら」。日本語のたどたどしさが、アイドル路線に相応しくて好きです。

 

夜來香」と「夜來香 (中国語)」では、もちろん中国語バージョン。 

 

「何日君再來 (いつの日君帰る)」 と「何日君再來 」も、もちろん中国語バージョン。セリフの部分は、中国語で聞く方が心に滲みます。 

 

最後のボーナス・トラックの「別れの予感」は、日本語だけですが、軽快なリズムの曲で、隊長が好きなテレサの日本語曲です。 

 

このアルバムには収録されていませんが、「月亮代表我的心」 も、隊長が好きな彼女の中国語曲です。 

 

52歳で亡くなった、日本の歌の女王 “美空ひばり” の歌声が、永遠に日本人の心に残っている様に、42歳で亡くなったテレサの歌声も、永遠にアジアの人々の心に残ることでしょう。

 

尚、「隊長のブログ」で取り上げた、テレサ・テンに関する記事の詳細は、こちらをご参照下さい

 

2023/2/5 追記:NHKの歌番組「うたコン」。1月31日は、“テレサ・テン 生誕70周年 特集” と題して、テレサ・テンの曲が、披露されました。

テレサ本人歌唱「つぐない」のビデオだけでなく、新浜レオンが「愛人」を、藤井香愛は「空港」を、水森かおりが「時の流れに身をまかせ」を、そして夏川りみは、「月亮代表我的心」の日本語訳詞版「永遠(とわ)の月を、生放送のステージで歌ってくれました。

 

 

==「アジアの歌姫」バックナンバー ==
http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/c/06f9e2c6703033f5e0bad1580ccc6e0e

Part1 2013/8/1 『カレン・モク』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/d/20130801

Part2 2013/8/7 『ケリー・チャン』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/d/20130807

Part3 2013/8/20『宝儿(BoA)』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/d/20130820

Part4 2013/9/2 『ココ・リー』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/d/20130902

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街歩き 第11回 『小石川寺町散歩』(その2)

2013年09月12日 | まち歩き

『小石川寺町散歩』(その1)⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/883de3089dd1270e281dcc750ead7584

          =写真をクリック・タップすると拡大画像が表示されます=

 

極楽水”の次に訪れたのは、文京区小石川4-12-6にある “慈照院” です。

 

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慈照院の正式名称は、「曹洞宗、梵音山、慈照院」で、徳川家康の生母「於大の方(おだいのかた)」の妹君慈照院殿が開基となって寛永8年(1631年)に創建されました。

 

境内に、“辰巳屋惣平衛の墓”があることでも有名です。

 

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【惣兵衛が娘姿で踊る姿を彫った墓】

 

惣兵衛は踊りが上手で、祭礼には、女装して踊って見物人を喜ばしていたそうです。彼は、自分の楽しみのために踊り、金銭は受け取らなかったと言われています。

 

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 慈照院”の次に向かったのは、小石川3-20-11の“井上哲次郎宅跡”です。

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途中には、熊川哲也さんが主催する「Kバレエカンパニー」の練習スタジオもあります⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/0de2bd8888506cfbc0ac23a7497c0e51

 

井上哲次郎(1855-1944)は、東大教授として、従来の英仏系哲学に対して、新たにドイツ系哲学を紹介したことで知られています。

 

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彼が亡くなるまで住んでいた住居が、東京都指定史跡として残っています。

 

今回の「小石川寺町散歩」で最後に訪れたのが、小石川3-7-4の“真珠院”です。

 

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真珠院の正式名称は、浄土宗、無量山、真珠院、全忠寺です。

 

このお寺には、於大の方の生家・水野家の墓所があります。

 

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又、境内には立派な庭園があり、ここに小石川七福神のひとつ、布袋尊が祀られています。


 

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【真珠院の瓦せんべい】

 

「街歩き」の終点は、於大の方が眠る『伝通院』です⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/bcbb1ff4950c69e415b875d4a929dc46

 

出発地点の茗荷谷駅前から、約1時間半の「街歩き」でした。 

 

帰途は、伝通院前のバス停からバス に乗り、茗荷谷駅まで戻っても良いですが、春日通りを下って、徒歩約10分の東京メトロ 後楽園駅、又は都営地下鉄 春日駅に出るのが便利です。

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街歩き 第11回 『小石川寺町散歩』(その1)

2013年09月11日 | まち歩き

    =写真をクリック・タップすると拡大画像が表示されます=

 

隊長の地元:東京都文京区内や近隣を散歩する「街歩き」シリーズの第11回は、『小石川寺町散歩』をお送りします。

 

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【「小石川寺町散歩」のプレート】

  

『小石川寺町散歩』は、東京都が昭和58年に制定した都内23コースの歴史と文化の散歩道の一つ「池袋コース」に含まれています。

 

茗荷谷駅から菊坂まで全長2.4kmの『小石川寺町散歩』の内、今回ご紹介するのは、「まち歩き」第7回でご紹介した『伝通院』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/bcbb1ff4950c69e415b875d4a929dc46 までの散歩道です。

 

『小石川』の地名の由来は、小石の多い小川があったことによる説と、加賀石川郡から白山権現を勧請(かんじょう)したことによる説があります。

 

出発地点の茗荷谷駅は、東京メトロ 丸ノ内線の駅で、近くには、『セミナー 漢字、日本語、中国語』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/e5921fc0f992930038126fdcc43bc1a0 でご紹介した「放送大学東京文京学習センター」もあります。

 

最初に訪れたのは、文京区小石川5-11-7にある “石川啄木終焉の地” です。

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【「石川啄木終焉の地」跡に建てられたビル】

 

東海の 小島の磯の 白砂に われ泣きぬれて 蟹とたはむる」等の短歌で知られる、啄木は明治44年(1911)に、隊長の地元 本郷からこの地に越して来ました。 

 

そして、明治45年にこの地で薄幸の生涯を終えました。 

 

旧居は取り壊されて、現在はビルが建っています。

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【ビル壁面のプレート】

  

で有名な「播磨坂さくら並木」を通って、次に訪れたのが “極楽水” です。

 

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【都心とは思えない場所です】

 

小石川4-16の高級マンション「小石川パークタワー」の敷地内に “極楽水” が湧き出たと言われる井戸があります。

 

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【「極楽水」が出たと言われる井戸跡】

 

ここは、伝通院の元となった庵(いおり)を結んだ所と言われています。

 

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【「極楽水」のプレート】

 

----続きは『小石川寺町散歩』(その2で)----

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グルメ 73食 『「東京ジョンブル」 のラウンジ・バイキング』

2013年09月10日 | グルメ

写真をクリック・タップすると拡大画像が表示されます。

 


本日ご紹介するのは、東京駅北口の高級ホテル丸ノ内ホテル」直営のフレンチレストラン東京ジョンブル』のラウンジ・バイキングです。

 

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【『東京ジョンブル』入り口】

 

『東京ジョンブル』の場所は、東京駅日本橋口から永代通りを挟んだ反対側の「朝日生命大手町ビル」の28階にあります。

 

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以前、同ビルの27階で行われた『アジア進出戦略セミナー』⇒ http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/d/20130218 に参加した際に、28階に『東京ジョンブル』がある事を知りました。

 

こんな見晴らしの良い場所で、「丸ノ内ホテル」のランチ・バイキングが1,300円(税・サービス料込)で食べられる事が分かり、是非利用したいと思っていました。

 

当日、レストランの前に着いたのは、丁度12時頃でした。

 

バイキング料金の1,300円は前払いです。

 

案内された席は残念ながら、見晴らしの良い窓際では有りませんでした。

 

従業員の方に聞くと、開店の11:30の前に既に行列が出来ていたそうです。

 

従って、1日15個限定品の “今日の壺” も、もう無いとの事。

 

さすが、「丸ノ内ホテル」直営のレストラン。従業員のサービス態度は一流です。 

 

この日の外は暑かったので、まずは、喉を潤そうと、グラスビール 300円(同)を注文しました。

 

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 ドリンクは、オーダーの都度、精算です。

 

いよいよバイキング料理にありつこうと思っていたら。。。

 

 

あれあれ! バイキングの品数は少ないぞ!!

 

 

ステーキや、寿司の様な高級料理はありません。

 

 

頂いたのは、冷製茶碗蒸し、冷たいスープ、冷しゃぶ、特製コロッケ、筑前煮、カレー、サラダ、等です。

 

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途中、グラスビール1杯だけでは足りずに、グラスワイン 300円(同)を追加注文しました。

 

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ビールとワインでほろ酔い気分になった午後1時過ぎ、先客が帰った窓際に案内してもらいました。

 

真下に見えるのは、東京駅日本橋口のバスターミナルです。

 

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この席で、食後のコーヒー とデザートを楽しみました。

 

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品数は少なかったですが、景色と高級レストランの雰囲気を味わえて1,300円なら、お得かなと思いました。

 

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【トイレ側の窓から見える永代通りと首都高速】

 

尚、『東京ジョンブル』の住所は、東京都千代田区大手町2-6-1。電話番号 は、03-3242-3451です。

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猛虎通信 Vol.30 『お帰り! 上本!!』

2013年09月09日 | 猛虎通信

=写真をクリック・タップすると拡大画像が表示されます=

 

隊長が好きなプロ野球チーム、阪神タイガースを応援する「猛虎通信」の第30回は、『お帰り! 上本!!です。

 

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今年3月2日の「猛虎通信」Vol.22『上本が心配! 日本代表も心配!!』⇒   http://blog.goo.ne.jp/taichou-san2014/e/7bcefcfae7787a166aa844db49969721  に書いた、阪神 上本選手の話題です。

 

上本博紀 (うえもと ひろき) 選手は、1986年生まれの27歳。

 

広島・広陵高等学校時代には、甲子園に4季連続で出場しています。

 

その後、早稲田大学に進み、1年から内野手として、レギュラー出場し、4年まで全104試合にフルイニング出場を果たしました。

 

2008年のドラフトで阪神に指名され、入団しました。

 

入団5年目の今年は、オープン戦から好調で、レギュラー入りが期待されていました。

 

しかし、猛虎通信」Vol.22で書いた様に、2月26日に「京セラドーム大阪」で行われた、日本代表 侍ジャパンと阪神との強化試合で負傷してしまいました。

 

左足関節内の手術をし、リハビリ中でしたが、8月29日のジャイアンツ戦から、一軍の試合に出場しています。

 

上本選手は、身長173cmとプロ野球選手としては小柄ですが、パンチ力は有り、足も早く、守備の上手さには定評があります。

 

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隊長も背が低いので、小柄で足の早い選手は好きです。

 

その上、鳥谷選手と同じく、隊長の大学の後輩なので、応援しています。

 

上本選手は、9月8日現在、二塁手1番打者として、打率.257、打点 5、盗塁 2と活躍しています。

 

先週の甲子園対ジャイアンツ戦では、我が阪神は1勝2負と負け越してしまいましたが、クライマックスシリーズを見据えて、上本選手は貴重な戦力です。

 

ガンバレ 上本!  頑張れ タイガース!

 

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