シニアになって、今一度「ムーブメント」を感じる旅に出てみようか
子ども達が
飛び道具なしの丸腰で
寒空の下、
無邪気に遊んでる
いや、遊びと
真剣に向き合ってるかも
その背中には
「遊び心を備蓄中」と
書いてあったような ・・・
忘れたらあかんな遊び心
ラグの詩
また会う 約束など
することもなく
それじゃ またなと
別れるときの お前がいい
って歌詞がええなぁ
ラグの詩
停泊している船舶の
航海灯のオレンジ色が薄れて
目から少し遠ざかっていく
代わりに
今まで見えていなかった
山肌や海面が浮き出てきた
もうすぐ夜が明ける
尾道の港も夜が明ける
ラグの詩
夜の街を彷徨い
裏通り馴染みのない
スナックのドアを敲いた
いらっしゃ~ぃと
いつもの常連を迎えるよな
ママは小慣れた口調
その横で煙草を銜えてた
妖婦が徐にマイクを取って
♪夜が明けたら … と
気だるく唄いはじめた
ラグの詩