ラグの「素直に生きれば人生は楽しい」

主に人生の歩き方について「人生お弁当箱診断」など
以前のブログ名:和色ムーブメント

梅まつりとグランドオープンと感動と

2008年03月08日 | 街的興趣

 
♪梅は咲いたか~ ♪桜はまだかいな~





今日は、家電大手の大型商業施設 「LABI千里(飲食フロア含む)」 が
グランドオープンしますので様子を見に行きます。最近また、車移動が多く
運動不足です。その解消のため、ランチタイムを逆算し遠回り(運動)して
行動することにしました。

自宅から徒歩で万博公園を目指します。
( 自宅 → 万博公園 → モノレール万博公園駅 → 千里中央駅 → 家電 の予定 )
歩いて約10分で公園の西口に到着します。入場券(250円)を購入して園内へ
潜入です。金曜日の午前中、仕事用の鞄を持ったオッサンが独り前から歩いて
きます(私です)。やはり、怖いのでしょうか?散歩やハイキングに来ている年配の
女性はみな、私を避けるように通ります。
( けっして危険人物ではありませんし、元々、オバちゃんは対象外ですし ・・・ )

今年は寒い冬の影響で、「桜前線」 が少し遅れ気味という予想のようですが、
そのせいもあってか、ここ万博公園の 「梅まつり」 も “開催期間を延長します”
というアナウンスが園内に流れていました。少し梅を観て歩きます。





桜ほどの華やかさや艶やかさはありませんが、落ち着いた美しさがあります。
梅の季節も終盤、しかもウイークデーということもあり、見物客が少なめで
ゆっくりと鑑賞できます。しかし、昼過ぎには千里中央に着きたいので先を
急ぎます。





エキスポランドはご存知の通り閉園(地域の経済に大きく影響)しています。
「安全」 が問われる時代の象徴になっています。遊園地を眺めるように立っている
太陽の塔もさぞかしご立腹のことでしょう ・・・ 。





千里中央駅に着きました。
とんでもないほどの人です。週末でも千里中央でこれだけの人は見たことが
ありません。ベンチに座っていたおばあさんが私の方を見てつぶやきます。
“今日は何の日?何でこんな人が多いの?” 思わず説明しかけましたが、
どう見てもおばあさんの独り言だったので、うそ臭く微笑んで通り過ぎました。

この大手家電のもくろみほど売上が上がるかどかは分かりかねますが、
間違いなく、周辺地域や付属施設への経済効果はありそうです。





さて、お目当ての飲食スペースです。
約1200坪の4階フロアに15店舗の飲食レストランが入居して開店しました。
飲食店も大手のお店がほとんどです。お店自体のコンセプトやメニューには
あまり興味(期待ふくめ)はないのですが、この立地(地域)でそれをどう組み立て、
どう仕掛けて、どう繋いでいくのかに興味があります。今日見る限り、店舗展開
としての1店舗として捉えているお店がほとんどでした(やはり大手ですよね)。
中には、準備不足で何も見えていないお店もありました。また、いきなり企画が
地域から外れている(支持される可能性が低い)印象のお店もありました。

もちろん、すべてのお店がうまくいくわけがなく、結果を見据えながら試行錯誤
しなければならないこともあるでしょう。同業者として期待したいと思います。
どこかのお店でランチをするつもりでしたが、それぞれのお店を何度も覗いて
いたので入りにくくなってしまいました。次回以降で ・・・

施設として気になった点がありました。
通常、飲食スペースの場合、ビルの壁あるいは窓を利用して一面潰す(使う)のが
普通で、フロア通路は店舗の1面か2面で接する造りが多いと思いますが、この
施設は、ほとんどの店舗が3面通路に接しています。もちろん、空間の開放感や
ラグジュアリーな雰囲気を醸したいという意図はわかりますが、同じデザインや
色合いでの回遊式通路は意外と疲れるものです。案内図を見て歩いていても
途中でどちらを向いて歩いているのか分からなくなります。結果、疲れます。

14時になってしまいました。
施設から出て、昔からやっている蕎麦屋さんで昼食をとります。
「牡蠣そば(850円)」 を注文しました。昨シーズンは、牡蠣も色々ありましたが、
今シーズンは気温が低かったこともあり、美味しい牡蠣に出合うことが多かった
ような気がします。そろそろ季節が終わりですので、“なごり牡蠣” なるでしょうか。
牡蠣のジューシーさがおソバの出汁に染み込み旨味が増して非常に美味でした。

もう一度、施設(LABI)に戻り、家電やDVD・ゲームソフトなどの展示スペースを
見て廻りました。ブースの作り方、棚割りや通路・壁面の装飾・色合い、コーナー
ごとのテーマやアイキャッチなどをチェックしましたが、品揃えや価格は別として、
個人的には梅田の○○○○カメラさんの方が洗練された感はあると思います。

そのあと、三毛作のコーヒーショップ(先にオーダーしてセルフ)で珈琲タイムです。
オーダーのために並んでいると、一人の男性スタッフが近づいてきて、“混み合って
いますので、先にスペースを確保しておいてくださいませ” と声を掛けてくれました。
禁煙スペースは満席です。喫煙スペースは空いています。先ほどのスタッフが
“おタバコは吸われますか?” と気遣ってくれます。“吸わない(年末から禁煙)”
と答えると “わかりました” と言って、禁煙席を探してくれています。最近は普通の
ショップでも、お客様の為に声を掛けてくれるお店(スタッフ)は稀です。ましてや
セルフのショップでは100%ありません。“いらっしゃいませ!” や “ありがとう
ございました!” が精一杯でしょう。しかし、ここのお店は、そのスタッフだけでは
ありませんでした。私がカウンターに座り、コーヒーを飲もうとすると、女性スタッフ
が近づいてきて私のテーブルに目をやります(何かを確認しています)。私は水を
取り忘れたことに気づき入れに行こうと立つと、その女性スタッフは私に目配せを
してお水を入れて運んでくれました。マニュアルではありません。あるとすれば、
ホスピタリティー精神です。非常に心地よいお店でした。スタッフ皆がお客様の
顔を見て挨拶ができ、“お客様の為” の行動ができています。感動と共に、同業者
として身の引き締まる思いでした。やはり、本当に良いお店とは、一人一人の
スタッフがつくるものであり、そのスタッフの行動がそのまま評価(感動⇔不満)に
繋がるということを改めて認識させられた貴重な時間でした。

ありがとう! そして、ごちそうさまでした。



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