Life with Leica

ライカ片手に写真散歩

再発

2007年06月11日 | ヨーロッパ

Venice
Nikon F90X AF28-70mm F3.5-4.5

写真と関係なく・・・

このところおさまっていた「カメラ欲しい病」だが、最近になってちょっと気になるカメラがある。
キャノンのPower Shot G7 だ。
いわゆるコンデジのハイエンド機だが、ちょっと銀塩カメラっぽいところにどうも惹かれるのだ。
・・・今年の目標(こちら)が半年を過ぎてぐらつき始めた。

見上げる人々

2007年05月31日 | ヨーロッパ

Prague
Nikon F4 AF28-70mm F3.5-4.5

「日本カメラ」6月号に、田中長徳氏がプラハで撮られた作品が掲載されていて、その中に、プラハ名物の天文時計を見上げている(多分そうだと思います)人々の写真があります。
有名な観光地なので、自分のこの写真のように、見上げている人々を上から撮った写真はよくあるのですが、地上で正面から撮ったものはちょっと新鮮な印象がありまして、けっこう見入ってしまいました。
なるほど、そのあたりがプロとアマの差かな、と思わせてくれる1枚です。

この写真、こちらにも掲載。

路面電車

2007年04月07日 | ヨーロッパ

Wien
CONTAX TVS

「タウトが撮ったニッポン」(武蔵野美術大学出版局)という本を読んでいると、ブルーノ・タウトの1933年6月23日の日記に「路面電車はどこでも醜悪なものだ」という記述があって驚いた。
もし、彼が様々なクルマがあふれる現代の街に立てば、相変わらず路面電車は醜悪なものに見えるだろうか。

青い城

2007年03月16日 | ヨーロッパ

MINOLTA α-9 135mm F2.8

夜が近づくとともに、足元に海水がちょろちょろとやってきた。毎日繰り返される潮の満ち引きが、この巨大な修道院を再び海上に連れ戻そうとしていたのだ。
間もなくすると、自分が立っていた場所もすっかり海になり、あたりの様相は一変していた。
フランスのモン・サン・ミシェルである。

(パソコンが故障し、修理に出している間使っていた古いパソコンに残されていた画像。こちらには載せていなかったので掲載しました)

黄色いハンカチ

2006年12月07日 | ヨーロッパ

MINOLTA α-9 24-85㎜ F3.5-4.5


唐突ながら・・・夕張の町の悲鳴が聞こえてきそうだ。そこにずっと住んで働いてきた一般市民には何の罪もないはずなのだが。

夕張はかつて一度だけ行ったことがあり、廃校を利用した宿に泊まって、炭坑を体感できる遊園地を訪れたりしたが、夏のシーズン中というのにどこも閑散としていて、いささか不安を覚えた記憶がある。

今の夕張を、多くの「危ない」市町村はどんな気持ちで眺めているのだろう。芦屋市にとっても他人事ではないはずだ。

写真はフランスのレンヌ。


天涯

2006年11月23日 | ヨーロッパ

最近、Amazonから届いた数冊の本の中の1冊・・沢木耕太郎「天涯1」(集英社文庫)

沢木耕太郎さんの代表作「深夜特急」を読んで旅に出たバックパッカーは世にたくさんいるはずだが、「天涯」を手にした自分はどこへも行けず、旅への思いが募るのみ。

「だが、私はまだ出発していない。汽車にも乗らず、飛行機にも乗らず、船にも乗らず、ただ机の前に座っている。出発していない私には無限の自由がある」 (「天涯」より)

プラハ。

ローマのカルーセル

2006年07月11日 | ヨーロッパ

W杯終わる。
ジダンの「ラストダンス」は予想外の結末。読売新聞が書いたとおり、良くも悪くもジダンの大会でした。

最近気に入っているTV番組・・NHK・BS2「世界ふれあい街歩き」
見ている者が実際に自分が歩いているような気がする、静かな作り方が良いです。一般に、民放の番組はうるさすぎ。W杯の放送も同様でした。

月のセーヌ川

2006年07月02日 | ヨーロッパ

MINOLTA α-9 

パリの月の下、今日もセーヌは流れているのだ。きっと。
・・・喜びのあまり飛び込む輩がいるのかどうか。

現在読書中・・・稲葉宏爾 「路上観察で歩くパリ」  リスボンもそうだったけど、歩いていて発見が多い街は楽しい。

モンサンミシェルの影

2006年06月20日 | ヨーロッパ

MINOLTA α-9 24-85㎜F3.5-4.5

今朝の読売新聞に、「海上の修道院」取り戻せ、という見出しあり。
フランス政府が、モンサンミシェルと陸地の間に堆積した砂を除去する工事をはじめたそうだ。満潮時は完全に海に浮かぶこの修道院も、最近は陸続きの時間が長くなっていて、本来の景観が失われつつあるからだ。
砂が堆積した原因は陸地との間に道路を作ったこと。この工事で、景観を取り戻すために砂を除去したうえにその道路も壊してしまうそうだから、自分たちの都合で作ったり壊したり、まったく人間というのは無駄なことをする生き物だ。

この道路、約4キロあるのだが、5年前に訪れたとき、修道院から陸地側のホテルへ行くのに適当な時刻のバスがなくて、カバンを引きずりながら、しかし景色を楽しみつつ歩いた、実は思い出の道である。
モンサンミシェルの写真は こちらにも。

アテネの朝

2006年04月08日 | ヨーロッパ

もう何年も前、アクロポリスの丘の下、早朝の散歩。

一昨日、「風の旅人」という雑誌で読んだのだが、アテネのアクロポリスの丘に散らばっているパルテノン神殿の破片、それらは全てスキャンされてどこの部品か判明しており、コンピュータ上では完全な復元が可能なのだそうだ。
思わず「へえー」ボタンを連打しそうになってしまった。

フラメンコ

2005年12月07日 | ヨーロッパ

MINOLTA α-9xi

スペインのグラナダ。ジプシーと呼ばれる人々が、自分たちの住む横穴式の住居でフラメンコを見せる。現地のガイドが「あまり好ましいものではない」といっていたのだが、つまりは非合法の営利活動だ。しかし、「行けば楽しい」ともいうので、夜のジプシー居住区に怖々見に行ったのだ。確かに怪しい雰囲気に満ちてはいたが、「行けば楽しい」は嘘ではなかった。今は昔、冬の旅の思い出である。