Life with Leica

ライカ片手に写真散歩

ヘルシンキ紀行・パイプを吹かす人

2006年09月01日 | フィンランド

Leica M2

宿泊しているホテルの近くから、あてもなく6番のトラムに乗車。そろそろこの辺が折り返し地点か、と思われる停留所で下車、しばらく歩くと海の見えるカフェがあったのでそこに落ち着く。
日射しは強いが暑くも寒くもなく、珍しくパフェのようなものを注文し、あとは水を飲みながら、およそ2時間くらいだろうか、ぼーっと海を眺めていた。他の客も特に何をするというわけでもなく、ただ海を眺めている。
アジアのどこかの国のように、やかましい音楽も、若者やおばちゃん集団の騒々しい話し声も、誰かの耳元から漏れるシャカシャカ音もない。聞こえていたのは波の音とカモメや雀の鳴き声だけだ。
パイプ煙草もさぞかしうまかろう。