Life with Leica

ライカ片手に写真散歩

ウォークマン

2008年06月08日 | 未分類

Nikon D100 AF NIKKOR 50mm F1.4

新旧2つのウォークマンである。

日本文化には縮み志向がある、と看破したのはどなただったか。ともかく何でも小さくかわいくするのが日本文化の特徴だ。
左側は昨日買ったデジタルオーディオプレーヤーのウォークマン。もちろんメディアが変わったからではあるが、ウォークマンもここまで小さくなった。
別にソニーが開発したものではないだろうけれど、これはきっとウォークマンが目指した理想形だろうという感じがする。

右側のウォークマンも登場したときはカセットケースと同じサイズとして先端の製品だった。ただ、オートリバースがついておらず、さらに新型が出た後ではちょっと馬鹿にされたものだ。
それでも10数年前、とっくに「化石」のようになっていたこのウォークマンをプラハに持って行き、現地でスメタナの「モルダウ」を聴いたときはけっこう感動したのである。

ウォークマンは、音楽を携帯するという文化を作ったけれど、今は携帯するものが多すぎるような気がしないでもない。


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9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (草太)
2008-06-09 05:33:54
左側のもウォークマンなんですか?てっきりイヤホンのスイッチ(ボリューム調整など)と思いました。知らないうちに進化していたんですね。
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なるほどです (pyenpyen)
2008-06-09 14:29:10
確かにウォークマンの究極の形はデジタルオーディオプレイヤーかもしれません。納得です。
初代ウォークマンの登場時、その値段と斬新さにすごいインパクトを受けたものですが、その当時に比べるとだいぶ安くなりましたね。
値段も理想に近づいたということでしょうか…。
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草太さま (Tajiri)
2008-06-09 19:47:20
これについていえば、要するにUSBメモリーにヘッドホンジャックと再生機能をつけたようなものでしょう。
この手の機械は多くのメーカーから様々な機種が出ています。その点ウォークマンで一時代を作ったソニーもつらいところかもしれません。
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pyenpyenさま (Tajiri)
2008-06-09 19:53:14
これ以上小さくする必要も意味もないでしょうから、これはやはりソニーが目指した理想の形だとは思います。
しかし、まさか音楽のプレーヤーが電話と一体になるとはソニーの人も想像しなかったのではないでしょうか。結局、究極の形はケータイであって、突き詰めればウォークマンは消滅する運命にあるのだと思います。
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pyenpyenさま (追伸) (Tajiri)
2008-06-09 20:00:04
おっしゃるように値段も安くなりましたね。これも量販店で1万円しませんでした。これに普通の曲が軽く数百曲、LPレコード数十枚分が入るのですから、タイムマシンで20年前のソニーの方に見せてあげたいくらいです。
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Unknown (haichaolu)
2008-06-12 08:26:43
今日は。
<今は携帯するものが多すぎるような気がしないでもない
最後のお言葉、妙に納得しました。
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haichaoluさま (Tajiri)
2008-06-12 18:21:58
こんにちは。
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Unknown (haichaolu)
2008-06-13 15:09:13
コメントが途中欠落したようで、失礼しました。
「今は携帯するものが多すぎるような気がしないでもない」
とのお言葉に、妙に共感するものを覚えた次第です。
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haichaoluさま (Tajiri)
2008-06-13 19:42:39
ありがとうございます。
出かける時にケータイを持たないと不安、というのは何となくおかしな気がしています。
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