明日香村の稲渕と栢森(かやのもり)に、
古くから伝わる綱掛神事があります。
藁で編んだ綱を、
村の入り口の川と道を渡すように
掛けられています。
村外からの“悪”をくい止め、
子孫繁栄と五穀豊穣を祈る意味合いもあります。
この神事は成人の日前後に催されます。
今年の場合、
栢森が1月11日
稲渕が1月14日でした。
綱の中央部には女性の象徴(栢森)
男性の象徴(稲渕)が藁で作られ、
ぶら下がっています。
栢森の綱掛
中央部のシンボル
以上は栢森の綱です。
和尚は稲渕の綱掛神事を一日かけて取材しました。
勧請橋の下で、朝6時過ぎから始まります。
先ず、綱を編む為に藁打ちから。
藁の芯だけを取り出す為に、
手動式脱穀機にかけます。
脱穀機かけ
芯を選別した藁を、編みやすくする為に、
木槌で柔らかくします。
木槌作業
木槌で柔らかくした藁が材料です。
綱の長さが約60m、太さは5、6cmに編み上げます。
編み上げ風景1
編み上げ風景2
編み上げた後、余分な藁が飛び出でいます。
飛び出た藁はハサミで切り落とします。(女の仕事)栢森の綱は切り落としはしていないようです。(写真)
切り落とし
このようにして7、8時間かけて60mを編み上げます。
編み上げた綱
綱の中心にはトラロープが使われています。
以前は藁だけでしたので、日が経つと切れてしまったそうです。
綱編みと平行して、シンボリ作りが始まっています。
今日は疲れたから、明日につづく です。
古くから伝わる綱掛神事があります。
藁で編んだ綱を、
村の入り口の川と道を渡すように
掛けられています。
村外からの“悪”をくい止め、
子孫繁栄と五穀豊穣を祈る意味合いもあります。
この神事は成人の日前後に催されます。
今年の場合、
栢森が1月11日
稲渕が1月14日でした。
綱の中央部には女性の象徴(栢森)
男性の象徴(稲渕)が藁で作られ、
ぶら下がっています。
栢森の綱掛
中央部のシンボル
以上は栢森の綱です。
和尚は稲渕の綱掛神事を一日かけて取材しました。
勧請橋の下で、朝6時過ぎから始まります。
先ず、綱を編む為に藁打ちから。
藁の芯だけを取り出す為に、
手動式脱穀機にかけます。
脱穀機かけ
芯を選別した藁を、編みやすくする為に、
木槌で柔らかくします。
木槌作業
木槌で柔らかくした藁が材料です。
綱の長さが約60m、太さは5、6cmに編み上げます。
編み上げ風景1
編み上げ風景2
編み上げた後、余分な藁が飛び出でいます。
飛び出た藁はハサミで切り落とします。(女の仕事)栢森の綱は切り落としはしていないようです。(写真)
切り落とし
このようにして7、8時間かけて60mを編み上げます。
編み上げた綱
綱の中心にはトラロープが使われています。
以前は藁だけでしたので、日が経つと切れてしまったそうです。
綱編みと平行して、シンボリ作りが始まっています。
今日は疲れたから、明日につづく です。