離宮八幡宮

JR山崎駅のホームの真ん中が大阪府と京都府の境界が走っています。
そのJR山崎駅前に離宮八幡宮があります。
離宮八幡宮

昨日の桜井神社の門も寺門でしたね。
ここも似ています。

本殿

山崎は昔、港であったとさ。
岩の間から清水が湧き出たというので岩清水八幡宮が建てられたと聞く。
その後、岩清水が淀川対岸の男山に引っ越した後、
ここが嵯峨天皇の河陽の離宮があったことにちなみ、
里人が離宮八幡宮として守って来た。
又、荏胡麻から油を精製するノウハウを持っていたのでしょうか、
油の神様としても知られ、
全国の油の元締で、油座としての力を持つようになった。
（荏胡麻の葉は韓国料理に今でも使われています。）
離宮八幡宮の力は信長の楽市楽座の自由経済が軌道に乗ってからは衰退する。
歴史的背景から、今でも精油会社の参拝が多い。
油売りが国を獲ったという斎藤道三も離宮八幡宮に詣でしたのでしょうか。

大山崎は歴史的に面白い所です。