和尚の大和路

和尚が撮った大和路写真を中心に、
旅で見つけた写真なども・・・

山田寺跡

2010-03-16 17:09:27 | カメラ
山田寺跡
山田寺跡は昭和50年(1975年)に国有地化され、以後本格的な発掘調査が実施されている。発掘調査の成果のうち特筆すべきは、昭和57年(1982年)、東回廊の建物そのものが出土したことである。土砂崩れにより倒壊、埋没した回廊の一部がそのまま土中に遺存していたもので、柱、連子窓などがそのままの形で出土した。腐朽しやすい木造建築の実物がこのような形で土中から検出されるのはきわめてまれなケースであり、日本建築史研究上、貴重な資料である。出土した回廊のうち3間分が科学的保存処置を施し、復元された形で奈良文化財研究所飛鳥資料館に展示されている。(ウィキペディアより)

山田寺跡は桜井市山田にあります。

山田寺は蘇我氏である石川麻呂発願の寺で
完成を待つことなく自害してしまいます。
発掘による伽藍配置は縦一列で四天王寺に似ていますが、
回廊の付き方が違うようです。
法隆寺よりも古いです。
注目すべきは東回廊の建物そのものが出土したことです。
その現物が飛鳥資料館で見ることが出来ます。(下写真)
東回廊



乾燥すればすぐにボロボロになる状態でしたので、
水の代わりに樹脂を入れ替えて
形だけを発掘のまま保存していますが、
自重に耐えれないので、
写真のように“添え木状態で”展示しています。
今の山田寺では観音堂だけがあります。


この山田寺跡の北側にサンシュユの畑があります。










てつまんさんの情報から

赤い前掛けが鮮やかでした。

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