昨日、娘の時計を選びに久しぶりに都内へと出掛けて来ました。
企業戦士だったあの頃、
毎日都内を駆け回っていたあの頃、
僕がいないだけで何も変わっていませんでした。
ビックカメラを出ると、娘の腕には時計が輝いていました。
そんな大人の時計が似合う年頃になったのかと、改めて娘の背中を眺めました。
そして銀座方面へ。
人酔いしそうな無印良品の中を金魚の糞状態でついて回り、
疲れを感じた頃、この作品たちに出会いました。
なるほど、無印良品のミニチュア世界観です。
実際は、
時が経つのものも忘れ、暫し佇みました。
上野で降りる娘に手を振り、
車窓からの流れる灯を眺めながら、
同じ家族なのに一緒に帰れない寂しさを覚えました。
次いつ会えるだろう・・・。
電車の揺れに身を任せ、今日一日を懐かしむように回想しました。
おしまい。