風と僕の歩調

釣りが好きで、台所に立つ事が好きで、音楽が好きで、毎日の暮らしの中で感じたことを僕の言葉で綴ります

土曜ドラマ チェイス 国税局査察官

2010年05月09日 | 映画/ドラマ/アート/読書
土曜ドラマ チェイス 国税局査察官

外事警察につづき見応えのあるドラマです。
でも、怖い・・・。
食いしばって観てるのか、終わった後あごが痛くなるほです。

春馬草輔(江口洋介)は内偵調査を行う叩き上げの国税局査察官。
「カリブ海の手品師」の異名を持つ天才脱税コンサルタント・村雲修次(ARATA)
への復讐のストーリーです。
この、ARATAの冷淡さがにじみ出る演技が不気味。
第一回目から飛行機墜落事故で奥さんを失い、娘の鈴子(水野絵梨奈)は春馬に「お母さんを殺したのは、お父さんだね」と一言。
まるで、自分の娘に言われたような錯覚に陥ってしまい、すぐに感情移入してしまいました。

全6話。
春馬と村雲の、果てしなき追跡(チェイス)が始まるのです。
「あなたにはこの世界を憎む権利がある」村雲のセリフにも過去がありそうです。


でも、この世の中にこんなアウトローの世界があるものなのか・・。フィクションとはいえ恐ろしい事です。


我に返ると、隣でドラマに無関心の娘がDSをしていました。
良かった。現実だ

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