風と僕の歩調

釣りが好きで、台所に立つ事が好きで、音楽が好きで、毎日の暮らしの中で感じたことを僕の言葉で綴ります

午前十時の映画祭 チャプリン『ライムライト』

2010年11月22日 | 映画/ドラマ/アート/読書
午前十時の映画祭 チャプリン『ライムライト』

晩年の作品、素の顔での出演が初めての映画だそうです。
年老いた道化師と美しいバレリーナの恋の物語。
観る側も、月日が経ち歳を重ねると二人を想う視点が変わります。

センチメンタルなあのメロディもモノクロの絵に合いますね。

チャップリンのバイオリニストに対して、盲目のピアニスト役を演じたバスター・キートン、珍妙な絡み合いは改めて噴き出してしまいました。
最高峰のコントでしょう。


映画館を出た後も現実との乖離に心を泳がせて歩く帰り途。
その後どうなったのだろう・・・。と、自ら脚本家になり想像を膨らませてしまいます。


良い映画は、余韻なんだよね。

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