82歳からの旅

私の記録

食うか食われるか

2012年11月08日 21時45分50秒 | テレビを観て
              11月9日木曜日

   テレビでアニマルプラネットの番組がある、内容は主に動物の生態の様子が多いようである。その中でアフリカの砂漠に住む、動物たちの生きて行く姿がリアルに写し出されている。
 
 草食動物と肉食動物(他の生き物を主食とする)の生き様は、将に食うか食われるかである。其の為に毎日の生活は種族を守り、如何にして種の食を徴奪をするかである。

 ある種は集団をつくり、集団で行動することで種を守っている。その為には他の種からは見えない掟があり、それを守らないと集団の中には入れないのである。

 又生きて行くためには必ず水が必要であるが、砂漠地帯では水を求めるのも大変な事である。干ばつになると僅かな水を求めて、全ての生き物が移動してやってくるのである。幾日も幾日もかけて・・・・・

 又長老の動物は本能的に、何処に行けば水があるか知っていて長旅をして集まってくる。途中で倒れて死ぬ動物も多くいるが、途中で来る動物を食べようと待っていてる動物もいるのです。

 たどり着いた処には肉食動物もいるし、草食(食べられる動物)もいる。この様な厳しい環境の中で、生きていくのです。そんな中弱い子供を守る為や、種を守る続ける為に命を懸けて戦いながら生きているのです。

  一場面を紹介いたしましよう・・・・河を渡るムーの群れの中の、群れから逸れた一匹のムウにワニが噛みき戦う場面があります。(必死で逃れようとするムー、何とか水の中に引きこんで食べようとするワニ)。足を銜え水の中に引きずりこもうとするワニとの永い永い戦い、命がけで逃れようとするムー どちらも必死で少しの隙も許されません。命がかかっているから・・・

 一瞬水の中に体ごと引き込まれたムー、暫くして水から出てきたムー「あー良かった助かった。」河から陸地に上がるまでには高い土手がある、それを傷ついた片足でよじ登るムー。何回も土手を攀じ登りながら落ちて河の中へ、それでも挫けづに立ち上がるムー。

 
  将に生きる事の厳しさを,目の当りにして・・観客の胸はなるのです。私達人類の祖先もこの様に真剣に命がけで、必死に、他の動物との厳しい戦いに勝ち残って生きてきたのです。

 私達は祖先が生きて来たように必死にそして真剣に、生きて行かなければいけないと思った。
 生きると言う事は生半可な事ではないのです。 



















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心の中にあるたくさんの絵の中から

2012年11月08日 08時33分22秒 | 友人
             11月8日

 私の心の中には、沢山の絵を直しています。誕生してから今日に到るまで、82年間もの永い永い間一生懸命に書いたその絵を・・・

 一日一枚一枚,いや何枚も書いた日もあるのよ。それを一つ一つ整理しなおして、置きたいと思うのです。妹は言いました、生活に関係のないものは捨てるのよ。・・・・・・・・確かにいらないものは皆さんは、捨てて生きて来たのです。でも誰もまだたくさんの絵を、残しているのです。では残った絵を、私はどうしようかな?

                 心に残る一枚の絵から

 沢山ある絵の中から、小学校一年生の時の絵を一枚だけ出してみます。入学前に伯父さんから貰ったランドセルです。それは紙と布で作ったランドセルでした、戦争の始まる前で物のない時でした。( 昭和12年7月7日から昭和20年の8月15日迄戦争の明け暮れで何もかもない時代でした。私が7歳から15歳のときでした。)

 家の人に見せるため、ランドセルを背負って家の中を回りました。鏡の前に立って見ました、夜は枕元に置いて寝ました。何しろものの無い時に、自分のものがと突然に出来たのですから、それに一年生に入学出来る嬉しさとで一杯でした。我が家に春が来たのです、春が来た 春が来た 何処にー来た 

 「 思いだしました未だ伯父さんにお礼も言っていないのです,今度伯父さんの家に行って丁寧にお礼を言いましょう 」
 
 その時の嬉しさが、今の私を育てるスタートだったのでしょう。とても良いスタートだったと思います。これから始まる人生のコースを、間違うことなく走り続けたのです。この絵を大事にしてこれからも、生きて行こう











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