












私の弟は高校卒業後苦学し乍ら真面目に働きました。退職後年金生活受け間もないのに、痴呆と言う病に侵されて過去を失って終いました。














私は弟の痴呆からの回復を目指して、色々と試みましたが無理なようです。優しい塗り絵の本や簡単なパズル、記憶の回復等々色々試みました。簡単な計算や読み書きは可なり出来ますし、興味もあります。しかし簡単なハガキを書くかとや、自分の気持ちを伝える事は無理なようです・・・・?。
少しは成功もしましたが無理な処もあって、私の力では時間的にも距離の上からも出来そうにありません。弟のこれからの人生が正常でなくなるのは誠に残念なことです。
優しい弟でしたが神様の悪戯かそれとも、人生をうっかり踏み外したのか。今は心は自由で伸び伸びと・・・・・・・・。だけど自分の意志では何も出来ない。其処で今はグループホームの施設で、暖かい介護を受けて暮らしています。
そんな弟を見ながら私は、弟の分まで私が幸せに生きて行こう。弟から幸せを譲って貰らおーよと考えて、どの様に世話をして行けば良いのか、私の是からの生き方を必死に模索しているとこらです。































