流石にそろそろ生理学の教科書でも熟読し始めないとならないかと思っているのだが、自分の時間の使い方の下手さに呆れてしまうこの頃だ。特に生活リズムが崩れているとも思い難いのだが、夕方に部屋へ帰ると爆睡しがち。こんな体力で医者が務まるのか甚だ不安である。医大生・たきいです。
大学生という生き物は、2年生の半ばにはどんな人でも成人するような仕組みになっている。故にみんな酒が飲めるようになるわけだ。そんなときわたくしはとある野望を秘めている。学年全員とサシ飲みをするというものである。
というわけで今晩はその第2回(笑)。少々飲み過ぎて、明日は生化の実習で学生がお互いの血を抜かないといけないのだが、変な結果が出ないか心配だ(笑)。飲みに行くということ。昼間に面と向かって真面目な話をしようとも恥ずかしいのではあるが、わざわざ飲み屋に出かけてしまえばどんな話題でも切り出せる。昼間にはできぬのだ。気恥ずかしくて生産性のない下ネタばかり昼間から筆者が口にしているのはそのためだと思われる。
飲み会というものを大別してみれば、文化的な飲み会と非文化的な飲み会という二種類があろう。後者が大学という非社会的空間に於いては多い気もするし、そういう雰囲気も個人的には嫌いなわけでもない。しかしそこには創造性もなにもないかもしれぬ。ときには消耗でさえあろう。だから、文化的な飲み会を開こうとするならじっくり話のできるこじんまりとしたものがよい。3人までか。
人と深く互いの話をするというのは、小説を読み解くのと似ている。その彼の背景を聞いて、それに伴った発言から彼の内面を感じ取ってみる。彼と同じ水平線上に立ってみようと努力することが他者理解である。大概にして、年若くして医者なんてものになってみようかと思った、誤解を恐れずに書いてみればちょっと「ズレた」人間の集まりが医学部という集団である。尋常ではない気もする。世の人の集団をボールで満たされたプールのボールであると仮に考えてみれば、われわれは青とか黄色とかのありがちなボールでは決してない。「変人」だからだ。奇妙な色をしていたり、丸いボールのなかで自分だけ棘が生えているかもしれない。
それだけ同級生たちのきみという人間に興味があるのだ。平生の断片的な会話からその人の人間像をはかり知ようとしがちだが、短絡的な類推で完結してしまうような単純な人間ではあるまい。きっと何か他に楽しい話があるに違いない。
学年全員とサシ飲み。6年間のうちには達成したいものだ(笑)。あなたとも是非一献。
(「楽」で「楽」しいと人気の高かった細菌学実習が終わってしまってがっかりしている人(笑))
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