医大生・たきいです。

医大生的独言。

俺って医者に向いてない?

2013-06-27 23:59:59 | 医大生的生活

明日は実習がないと聞いて天にも上りそうな気分なのではあるが、テストが近いという認めたくない事実が明白になってきたようで恐ろしい。毎日実習だらけというのも想像以上に体力が削られるので、臨床実習とやらにすすんだらどれだけ苦しい思いをしなければならぬのかと落ち込んだ。医大生・たきいです。


さて、というわけで本日の実習である。生化学。血液について。二人組になって血を抜きあわなければならない。恐ろしい。不安でしかなかった。看護学部の同学もちょうど採血についてやっていたりするようで、「人に針を刺すことを許される職業というのも数少ないんだからちゃんと勉強しなくちゃね」だなんていう珍しく真面目な会話も交わしたこともあったくらいで、簡単そうにやられる手技の一つである採血というのも、医療の門を開いたばかりの我々にとっては途轍もなくおおきな壁のように思われるのだ。

筆者のパートナーは体の引き締まった男。と書くと別な意味にも取れそうだがそういう意味ではない。ゴムひもで縛らなくても血管がよく見えるくらいである。ビギナー向け。おそらく。実は採血の経験があるという彼が先に筆者から血を取った。なんか手がしびれた気がするんだが気のせいなのかなと文句のひとつでも言えるくらいの余裕があればかっこよかったのだが、そんな余裕は毛頭ない。さて自分の番。

「頼むから消毒してからはじめてくれ」という波乱はあったものの、いい感じでスタート。ゴムの紐で縛るという行程も、これまでおまじないのようなものかと思っていたのだが、思った以上に効果があってそのことに驚いた。ほほお、と思っていたところで、ピストンを引くのと同時に針まで引いてしまって彼の左腕は血まみれに。動揺。とりあえず止血。

左がダメなら右手をということで差し出された右手。さてもう一回。前回分では血液が足りぬのだ。なんとかいい感じではと思ってきたところで先ほどと同様の失敗。再び彼の腕は血まみれに(苦笑)。

うまくできなくて大分落ち込んだが、結果論的には血液はちょうどいい量で一難は去る。反省会を開いてみたが、左手の使い方が間違っていたようだ。もう一回やればできるような気がする。おそらく。

しかし採血を終えてからそれからも忙しいというのが恐ろしい。試薬を何マイクロだったっけかと作業の意味をよく理解せぬまま混ぜたり混ぜたり。

そうして最後に導き出された血糖値の高さにも再び落ち込むこととなったのである。食生活まで見直しを迫られているようだから、医学部の実習というのは恐ろしい。






(最近漢文大好き人間な人(笑))






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